宮代町議会 > 2014-03-07 >
03月07日-06号

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  1. 宮代町議会 2014-03-07
    03月07日-06号


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    平成26年  3月 定例会(第1回)          平成26年第1回宮代町議会定例会 第11日議事日程(第6号)                 平成26年3月7日(金)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告     議会運営委員長の報告日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 一般質問      10番 島村 勉君       9番 合川泰治君       4番 金子正志君     ●議案の質疑、討論、採決日程第3 議案第4号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について日程第4 議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について日程第5 議案第6号 平成25年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について日程第6 議案第7号 平成25年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第4号)について日程第7 議案第8号 平成25年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について日程第8 議案第9号 平成25年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について     ●議案の上程、提案理由の説明日程第9 議案第17号 宮代町監査委員の選任につき同意を求めることについて日程第10 議案第18号 宮代町副町長の選任につき同意を求めることについて追加日程第1 決議第1号 議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)に対する附帯決議について      閉議出席議員(14名)   1番   小河原 正君       2番   加納好子君   3番   飯山直一君       4番   金子正志君   5番   石井眞一君       6番   丸藤栄一君   7番   山下秋夫君       8番   関 弘秀君   9番   合川泰治君      10番   島村 勉君  11番   伊草弘之君      12番   田島正徳君  13番   中野松夫君      14番   角野由紀子君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      榎本和男君   副町長     清水雅之君  教育長     吉羽秀男君   総務政策課長  折原正英君  町民生活課長  瀧口郁生君   福祉課長    齋藤和浩君  保険健康課長  岡村和男君   産業観光課長  新井康之君  まちづくり建設課長       教育推進課長  渡辺和夫君          田沼繁雄君  会計管理者   渋谷龍弘君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  吉岡勇一郎   書記      野口延寿  書記      根岸敏美 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(角野由紀子君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(角野由紀子君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------議会運営委員長の報告 ○議長(角野由紀子君) 日程に入るに先立ち、3月6日本会議終了後に開催されました議会運営委員会の審議結果の報告を求めます。 小河原議会運営委員会委員長。     〔議会運営委員長 小河原 正君登壇〕 ◆議会運営委員長(小河原正君) おはようございます。 議会運営委員長の小河原でございます。 それでは、3月6日本会議終了後、開催いたしました議会運営委員会の審議結果について報告をさせていただきます。 執行部から新たに議案第17号及び第18号が提出されましたことから、議事日程等について審議いたしました。 結果、本日お手元に配付されております議事日程のとおり議案第9号の採決の後、議案を上程、提案理由の説明をすること、最終日に執行部議案の第16号の採決に続いて、質疑、討論、採決を行うことを確認いたしましたので、ご報告いたします。 以上でございます。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(角野由紀子君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、1番、小河原正議員、2番、加納好子議員を指名いたします。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(角野由紀子君) 日程第2、一般質問を行います。 質問の通告がありますので、順次発言を許します。--------------------------------------- △島村勉君 ○議長(角野由紀子君) 通告第12号、島村勉議員。     〔10番 島村 勉君登壇〕 ◆10番(島村勉君) おはようございます。 席次10番、島村勉。通告書に基づきまして、一般質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 それでは、防災計画の見直しについて、まず1番目です。 東日本大震災から3年が経過しようとしています。ところで、首都直下型大地震が30年以内に70%の確率で起きると言われている。巨大地震が示唆される中で、住民の生活に不安が広がっています。 このようなことから、私たち現役世代が何をなすべきかしっかり考える必要があります。それは、東日本大震災から得た教訓を踏まえて、災害対策を根本から見直し、次の世代へしっかりと引き継ぎ、活かすことです。 国も、近年相次ぐ風雨水害や、東日本大震災を契機に、災害対策基本法が昨年大幅改正されました。改正の大きな特徴は、行政主体だった内容から、住民参加・協力を求めてきた点ではないかと思います。また、東日本大震災で犠牲になった住民のうち、60歳以上の比率は約65%に上っていると。当町においても近隣市町に比べ、高齢化率の急速に高まる中、高齢者や障がい者など、支援が必要な要援護者への対策も大きな課題となっております。事前に備えて、減災することが大切です。 以上を踏まえて、次のことを伺いたいと思います。 (1)防災計画策定に当たっての検討内容と取りまとめの状況は。 (2)法改正の趣旨と地域の実情を踏まえた改正点は。 (3)関係機関や住民等の意見や反映箇所とその内容。 (4)住民に対する今後の啓発と協力のあり方。 (5)各種啓発資料、防災マップ等などの作成状況と活用方法。 以上5点、お伺いいたします。よろしくお願いします。 ○議長(角野由紀子君) 島村勉議員の質問に答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(瀧口郁生君) 防災計画の見直しにつきましてお答え申し上げます。 (1)防災計画策定に当たりましては、東日本大震災における被害や、放射能物質の飛散といった、今までの災害とは違った被害が発生し、これらの対応に基づいた計画の策定を行いました。 主な検討内容といたしましては、日々新たな防災関連の法律や指針などが制定されることから、更新しやすい計画とするよう検討が進められてまいりました。 また、平成25年に埼玉県において、地震被害想定の見直しが行われ、新たな被害想定をもとに防災計画の見直しを実施しております。 さらに、平成25年6月の災害対策基本法の改正や、同年9月に発生いたしました越谷市等での竜巻被害を踏まえた内容も盛り込んだところでございます。 これらの検討作業につきましては、庁内調整を行った後、防災計画検討委員会において、平成25年12月26日、平成26年1月16日の2回にわたり検討を行い、同年1月31日に開催いたしました防災会議を経て、2月14日から3月7日の間、パブリックコメントを実施しているところでございます。今後、パブリックコメントにおける意見についての公表を3月21日から予定しているところでございます。 (2)にお答え申し上げます。 災害対策基本法の改正の趣旨といたしましては、東日本大震災から得られた教訓を今後に生かすことを目的に、災害対策の強化を図るため、住民等の円滑かつ安全な避難の確保、被災者保護対策の改善、平素からの防災への取り組みの強化などが盛り込まれております。 特に大きな改正点といたしましては、これまで高齢者や障がい者の方々を災害時要援護者としておりましたが、これら要配慮者のうち、災害発生時にみずから避難することが困難な者であって、その円滑かつ迅速な避難の確保を図るため、特に支援を有する者を避難行動要支援者とし、避難支援等を実施する基礎とするための避難行動要支援者名簿を作成しなければならないこととなりました。また、原則として、避難行動要支援者本人の同意を得て消防機関、自主防災組織、民生委員等の関係者にあらかじめ名簿情報を提供するとともに、当該名簿の作成に必要な範囲で、要配慮者に関する個人情報を活用できるようになりました。 これにより、宮代町においては、今まで支援が必要な方について、本人の希望に基づき名簿を作成しておりましたが、今後は本人の希望の有無にかかわらず、避難支援が必要と考える方の名簿作成の検討が必要になりました。 また、地域情報を踏まえた改正点といたしましては、自主防災組織の組織強化に重点を置き、自主防災リーダーの養成や、出前講座による減災知識の向上、活動マニュアル、パンフレットの配布及び説明、そして、集会場への防災資機材の支援強化などにより、自助、共助を中心とした防災対策を進めることで、公助との両輪により災害対策を進めていく内容としております。 (3)にお答え申し上げます。 関係機関や住民等の反映箇所といたしましては、女性のニーズへの配慮を計画に反映いたしました。東日本大震災において、女性のニーズに対応することの重要性が再認識されました。このため、女性専用の更衣室、トイレ、物干し場、授乳場所等を開設当初から設置するなど、女性の避難生活へのきめ細かな配慮を図る旨を登載いたしました。 また、埼玉東部消防組合により、高機能消防司令施設の整備、消防救急無線のデジタル波への移行について計画を進めていることから、これらの記述の登載について要望に沿って掲載をいたしました。 (4)にお答え申し上げます。 住民への啓発と協力といたしましては、地域防災計画の改正内容につきましては、町ホームページを初め、町広報等に掲載を行ってまいります。 また、自主防災組織連絡協議会において、改正概要の説明や防災訓練、避難所開設訓練など機会を捉え、住民の皆様への防災意識の向上に向けた啓発活動を実施し、いざというときに適切な対応がとれるよう努めてまいります。 (5)にお答え申し上げます。 現在、町で作成しているパンフレットといたしましては、平成19年3月に洪水ハザードマップ、平成20年度に地震ハザードマップを作成し、全戸配布をしております。これらの資料の活用方法といたしましては、宮代町に新たに転入される方へ資料として配付を行っております。さらに、自主防災組織リーダー養成講座や、自主防災組織が実施する研修会等への防災出前講座において、内容の説明を行っているほか、各自主防災組織の代表者へ配付している自主防災組織活動マニュアルにも添付をしております。また、役場窓口にも配置し、来庁者に対する配付など広く活用し、啓発活動を実施しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 島村議員。 ◆10番(島村勉君) それでは、再質問をさせていただきます。 この見直しについてみますと、大方あれですけれども、行政が大震災とか災害に遭ったときには、いち早く活動するわけなんですけれども、基本的には、共助と、住民たちによる助け合いが一番必要ではないかということだったと思うんです。それで、神戸大震災、あのときは8割の方が住民の手によって助けられたと。2割の人が消防とその関係ということで、共助ということは大変重要なことだと思っております。 これから宮代町もそういう点で今までやってきたところもありますけれども、その共助という形をこれから毎年やっていって、皆さんで助け合うという気持ちの場合は、そういう観点に立ってやっていただきたいと思います。 それから、消防団とかそのような位置づけというのは、どのように震災の場合やっていますかということをお聞きしたいんです。よろしくお願いします。
    ○議長(角野由紀子君) 町民生活課長。 ◎町民生活課長(瀧口郁生君) お答え申し上げます。 消防団の位置づけというご質問でございます。大規模な災害が発生した場合でございますが、町などの行政機関及び消防機関だけではどうしても限界というものがあるかと思います。当然のことながら、町と消防団につきましては、まず真っ先に災害等の発生が起きたときには対応をしていくというふうなことは必要であるかと思いますが、また町と消防団、それと宮代町には98%強の自主防災組織などが立ち上がっております。そうした方々とも連携を図りながら町の防災につきまして、今後も協力しながら、共助という部分で進めるほうをしてまいりたいと思っております。 そのため、町といたしましては、自主防災組織の連絡協議会ですとか、また消防団の活動、そういったものにも支援のほうをさせていただいている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 島村議員、質問ありますか。 ◆10番(島村勉君) それでは、再質問お願いします。 今度、東部消防局ですか、それがデジタル化をするということになっておりますけれども、それは何年ごろから始めるあれなんですか。デジタル化を進めるということになっておりますけれども。 ○議長(角野由紀子君) 町民生活課長。 ◎町民生活課長(瀧口郁生君) お答え申し上げます。 消防のデジタル化への移行でございますが、平成28年5月までに移行するというふうなことで、法的には対応になっているところでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 島村議員。 ◆10番(島村勉君) ありがとうございました。それでは、2月14日、15日、県内で大雪警報が出されました。現下での防災計画に基づいて対応しましたか。県内全域に大雪警報が発令されましたが、現行の防災計画に基づいてどのように対応したかと、また当日の職員の出動状況や役割分担はどうであったかということを聞きたいと思います。 ○議長(角野由紀子君) 町民生活課長。 ◎町民生活課長(瀧口郁生君) お答え申し上げます。 職員の状況というご質問だと思いますが、今回の2月14日、15日の大雪でございますが、大雪につきましては、地震と違いまして、あらかじめ気象予報等で降雪の状況等がつかめる状況がございます。そうしたことから、台風などの水害等と同様に、それぞれの公共施設管理者が所管する施設での対策に必要な対象職員人数ですとか、集合時間、また関係業者さんへの応援依頼などを役場全体として事前に決定をしておりまして、そういったことで対応を図ったところでございます。 実際、今回の大雪に関しましては、建設業者組合の皆様のご協力をいただきまして、除雪の対応をしたということでございます。また、危険箇所等については、道路凍結防止のため融雪剤等の散布を職員が実施したというふうなことでございます。 こういった関係業者さんへの応援連絡につきましても、防災計画の中で位置づけをさせていただいておりますので、そういうことから計画に従って対応のほうをさせていただいたというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 島村議員。 ◆10番(島村勉君) ありがとうございました。 それでは、今、関連してなんですけれども、雪対策について、今後どのように位置づけをされていくかと、また整理されていくかと、その辺をお伺いしたい。 ○議長(角野由紀子君) 町民生活課長。 ◎町民生活課長(瀧口郁生君) お答え申し上げます。 今回の大雪の関係でございますが、埼玉県の秩父方面がございまして、山間部は孤立集団が発生いたしまして、県の対応もいろいろあったかと思います。そうしたことから、従来の考え方を変える必要があるということで、県につきましては、孤立集団対策を計画に盛り込むというふうな報道がされているところでございます。 また、本日の報道でも、さいたま市におきましても、見直しを考えているというふうなことも情報としては確認をしているところでございます。 雪の関係を計画に盛り込むかどうかというふうなことだと思いますが、本町の地形等を考えてみますと、宮代町につきましては、全ての面積がある程度平地であると。また面積的にも大きな面積を持たない町でございますことから、孤立集団等、また雪の大被害、そういったことを考えますと、要素的には少ないことも考えられます。そうしたことも含めながら、今後におきましては、近隣自治体の対応も見きわめながら、こういった孤立集団の対策ですとか、雪対策、そういったものを防災計画に盛り込むとの研究のほうも進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 島村議員。 ◆10番(島村勉君) ありがとうございました。 それでは、防災計画の見直しは、以上で終わらせていただきます。 続きまして2番目に移りたいと思います。 2番目としまして、救急指定病院の設置についてと。4市2町による東部消防組合消防局が発足して1年が経過しようとしています。組合の設立は公益機関である経費の削減や、災害時等における協力体制の強化を念頭に置いたものと思います。 ところで、加盟している自治体の中で救急指定病院を置いていないのが、宮代と杉戸町と両町であります。これは一層高齢化が進む緊急を要する事態が増加することが考えられます。また、小さなお子さんを持った若い夫婦の中には、不安に思う人が少なくありません。せめて夜間診療の充実をという声もあります。 以上を踏まえて次のことをお伺いします。 (1)町としては現状をどのように認識しているか。 (2)救急指定病院の誘致は考えているのか。 (3)当面の対策として宮代、杉戸両町で一カ所設けるという話し合いはあるのか。 (4)町内での夜間診療の状況は。 以上4点ほどお願いします。よろしくお願いします。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 保険健康課長。 ◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、救急指定病院についてのご質問に順次お答えを申し上げます。 埼玉県の第2次救急医療体制につきましては、県内を14の医療圏に分けておりまして、宮代町は東部北地区第2次救急医療圏に属しております。構成市町といたしましては、久喜市を初め、加須市や杉戸町など、6市2町で構成をされております。 東部北地区管内には、20カ所の救急指定病院がございますが、議員ご指摘のとおり、宮代町と杉戸町には現在、救急指定病院は1カ所もないのが実情でございます。 ご質問の(1)町の現状認識についてでございますが、町内の医療機関は、六花以外は全て個人の開業医でございます。したがいまして、入院を要しない比較的軽症な1次救急患者については、休日、夜間を含めて六花がその役割を担っております。また、入院治療や手術を必要とする重症患者に対応する2次救急につきましては、東部北地区管内の久喜総合病院や東埼玉病院など、10の医療機関による輪番制で対応しているところであり、町といたしましては、現在の体制を維持していくことが重要と考えております。 次に、(2)救急指定病院の誘致についてでございますが、まちづくり計画であります第4次総合計画には、救急病院の誘致については位置づけられておりません。病院の誘致となりますと、多くの課題が伴ってまいりますが、まず第1に、財政的な問題がございます。ご案内のとおり、久喜市が久喜総合病院を誘致いたしましたが、久喜市に確認いたしましたところ、病院誘致に約36億円の補助金を支出しているとのことでございます。また、幸手市が東埼玉総合病院を誘致する際には、中学校の敷地を提供する支援を行っております。 このように、救急医療を担う病院を誘致するとなりますと、大きな財政的負担が伴うことを覚悟しなければなりません。当町におきましては、平成15年に六花を建設しておりますが、当時の建設費用は約24億円でございます。したがいまして、さらに新たな救急指定病院を誘致することは、今の厳しい財政事情等を考えますと、極めて難しいものと考えております。 次に、(3)杉戸町との話し合いについてでございますが、杉戸町といたしましても、ご承知のように、東埼玉総合病院の移転問題があったわけでございます。詳しいいきさつは承知しておりませんが、地域の救急医療の拠点であった東埼玉病院を杉戸町に残すことができなかった事情や、厳しい財政状況を考えますと、今のところ宮代町から話し合いを持ちかけることは考えておりませんので、ご理解いただきたいと思います。 次に、(4)町内の夜間診療の状況についてお答え申し上げます。 宮代町内には13の医療機関がございますが、そのうち11医療機関が町医師会に加盟をしております。13医療機関のうち18時まで診療している医療機関は4カ所ございますが、それ以降診療を行っているところはございません。 六花におきましては、医師が日勤後そのまま当直に入りまして、急患の夜間診療に対応しておりますが、あらかじめ電話で症状等をご説明いただき、その症状等によって、六花での受診や救急車による2次救急病院への搬送など、必要な判断をしているところでございます。なお、当直医については、小児科医や整形外科医、また内科医が交代で行っておりますことから、場合によっては対応に限界がありますが、できる限り対応しているところでございます。 参考までに、夜間診療の実績を申し上げますと、平成23年度は614件、平成24年度は626件の時間外診療を行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 島村議員。 ◆10番(島村勉君) 確かに、救急指定病院を設けるのは、莫大な金額がかかると思いますので、それはわかっております。それでも以前、杉戸の今井病院が救急指定病院だったと思いますけれども、あと東埼玉病院、ご存じのように幸手のほうに移転しましたということで、今井病院の場合は、何かいろんな条件が厳しいということで、やっていけないという採算性の面でやめたという話を聞きましたけれども、実態はどのようなんですか。今井病院の救急指定を取り下げた、やめましたよね、今井病院。わかる範囲で結構ですから、それ。 ○議長(角野由紀子君) 保険健康課長。 ◎保険健康課長(岡村和男君) お答えを申し上げます。 杉戸町にあります今井病院、救急指定病院を取り消したその背景ということだと思いますけれども、申しわけございませんが、どのような事情でもって取り消しを行ったかというのは承知しておりませんので、ご理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 島村議員。 ◆10番(島村勉君) わかりました。杉戸、宮代で1カ所ぐらいあって、今井さんあたりがちょうどいいんではないかと、私なんかは漠然と考えているんですけれども、救急指定、確かに久喜にもあります。春日部にもあります。東埼玉もあります。距離的に結構遠いと、今井、もしあれだということでなっていますので、その辺のことというのは、何か今井さんあたりではどうですかというような考えは町のほうとしてはないんでしょうか。救急指定病院で再度お願いするような考えということは。考えておりませんでしょうか。 ○議長(角野由紀子君) 保険健康課長。 ◎保険健康課長(岡村和男君) お答えを申し上げます。 今井病院を救急指定病院にしていくような働きかけについてのご質問だと思いますけれども、町としては先ほどお答え申し上げましたのが現時点での町の考え方でございます。 参考までに、救急指定病院の指定に関しましては、知事が認定することになっておりまして、要件としては4つの基準がございます。 1つが、救急医療について相当の知識、経験を有する医師が常時診療に従事をできること。それから、エックス線装置だとか心電図、輸血とか、そういった救急医療に必要な設備を有していること、それから、救急隊、いわゆる救急車の搬送に容易な場所であること、またその搬入について構造が適切であること、それと最後に、救急医療を傷病者による専用のいわゆるベッド、そういったものを優先的に使用できる、提供できる病床を有していること。こういった4つの基準が埼玉県として設けておりまして、指定病院に当たっては、県の審査会に諮って知事が認定するといったことですので、ただいま申し上げましたその4つの基準に、果たして今井病院が現状で該当するのかどうかというのはちょっと承知しておりませんけれども、町といたしましては、先ほど申し上げたとおりの考え方で東部北地区管内での輪番制ということで2次救急を対応していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 島村議員。 ◆10番(島村勉君) 確かに救急指定になるということは、いろんな条件をクリアしなくてはならないと、大変厳しい状況であるから、今井病院あたりもやめたのではないかとは思っておりますけれども、以上で2問目の質問は終わらさせていただきます。 どうもありがとうございました。 それでは、第3問にいきたいと思います。 公共施設の禁煙対策について。健康増進法によれば、官公庁施設、銀行など不特定多数の人が利用する施設については、受動喫煙を防止する措置を講じることが明記されています。 既に柏市など、公共施設内の全面禁煙に取り組んでいる市町村もあります。また、館内に喫煙室を設ける場合は、煙の流れを完全に遮断し、換気管理を徹底した施設を設置、確実に煙を野外に排出することが管理者に求められています。 現在、役場の喫煙室には、そのような対策がなされているか、健康を守るという観点から町が率先して受動喫煙防止に取り組む必要があるのではないか、以上を踏まえて次の点をお伺いします。 (1)各公共施設の禁煙、分煙の取り組み状況。 (2)公共施設を全面禁煙した場合のメリット、デメリットは。 (3)役場の庁舎内だけに喫煙室が必要な理由。 (4)庁舎内に喫煙室を残す場合、受動喫煙防止工事の実施の可否は。 以上、4点お願いします。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) それでは、お答え申し上げます。 当町の各公共施設における禁煙対策は、受動喫煙の防止に向け、禁煙及び喫煙と禁煙の場所を分ける分煙に取り組んでおるところでございます。この分煙の取り組みは、たばこ本体から発生する副流煙と呼ばれる煙に発がん物質が多量に含まれることから、非喫煙者の健康を守ることと、喫煙者と非喫煙者の無理のない共存を目的としております。 それでは、(1)各公共施設の禁煙、分煙の取り組み状況についてお答え申し上げます。 まず初めに、役場庁舎内につきましては、屋内に2カ所の喫煙場所を個室として設置しています。また、屋外に2カ所灰皿を設置し、分煙としております。進修館につきましては、館内は禁煙、屋外に4カ所灰皿を設置し、分煙しております。総合運動公園につきましては、管理棟及びプール棟を含み館内は全面禁煙としております。図書館につきましても館内は全面禁煙。郷土資料館につきましては、館内及び敷地内ともに禁煙でございます。はらっパーク宮代につきましては、管理棟及び敷地内ともに禁煙でございます。ふれ愛センターにつきましては館内禁煙、屋外に喫煙所、2カ所設置し分煙としております。保健センターにつきましては、全面禁煙でございます。公設宮代福祉医療センター六花につきましては、敷地内禁煙でございます。最後となりますが、新しい村につきましては、森の市場「結」、森の工房、森のカフェ、農の家、村の集会所は禁煙、育苗施設は分煙となっております。 (2)公共施設を全面禁煙した場合のメリット、デメリットについてお答え申し上げます。 メリットにつきましては、受動喫煙による健康被害の悪影響を防止することが考えられます。また、デメリットにつきましては、たばこのポイ捨てによる建物敷地、道路等のごみの増加、トイレ等の喫煙による火災発生の原因の一つとなるおそれがあると考えられます。また、町内の小売販売業者が売り渡したたばこに対する税である町たばこ税の収入確保の減少をはらんでいるものと考えられます。 (3)役場の庁舎内だけに喫煙室が必要な理由についてお答え申し上げます。 健康増進法が平成15年に施行されまして、その後平成17年に役場庁舎は竣工しております。このことから、この法に基づき施設の設置者は受動喫煙防止策を講ずることが努力義務化されるということで、受動喫煙防止に努めなければならない規定に基づいて、役場庁舎は喫煙室を設置しております。なお、昨年12月には、喫煙室の椅子を撤廃いたしました。 続きまして、(4)庁舎に喫煙室を残す場合、受動喫煙防止工事の実施の可否についてお答え申し上げます。 役場庁舎には、先ほど申し上げましたが、現在2カ所の喫煙場所が個室として設置されております。この喫煙場所の設計に当たりましては、建築基準法の基準に定められた機械的に換気する方法をとっておりまして、技術基準の約5倍相当の能力を持つ換気扇を設置しております。また、県の指導により、外気を取り入れる吸気口もあわせて設置しておりますことから、庁舎の喫煙室については十分な排煙能力を有しており、受動喫煙防止工事の必要性はないものと考えております。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 島村議員。 ◆10番(島村勉君) それでは再質問させていただきます。現在も宮代町の役場内に喫煙室がありますけれども、この運用につきまして、結構外に漏れるという声が聞こえるんです、煙が。それは施設があって、換気扇もありますと。窓もあります、窓をあけたりすると逆に入ってくるよというような感じもします。それは施設があるのは結構なんです、その運用というか、やり方によって、煙が逆に入ってくる可能性が多いので、その辺のところ、喫煙する人は十分考慮してやっていただきたいと思います。そういう形で、またほかの話に移りますけれども、ほかにいきたいと思います。 公共施設内において、禁煙の取り組みが違うが、分煙か禁煙かをどのように判断しているのかということをお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 禁煙かを誰がどのように判断しているか、分煙か禁煙かを誰がどのように判断しているかということです。公共施設内において。 ○議長(角野由紀子君) 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 誰が禁煙、分煙の判断をしているかということですけれども、各施設によって対応がいろいろ異なるということもありますが、これについては、各施設の管理者である例えば図書館ですと、図書館の指定管理なんかのところもそうですし、町と協議なんかもする必要があると思うんですが、そういった施設の管理者が、その施設の性質によって判断するというようなことで理解をしております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 島村議員。 ◆10番(島村勉君) そうすると、図書館は図書館、体育館は体育館というところの管理者というと、それは一番上の責任者なんですか。 ○議長(角野由紀子君) 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) 基本的には、指定管理であっても町と協議することになるんですが、最終的には指定管理者のほうで判断をする形になるものと思われます。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 島村議員。 ◆10番(島村勉君) それでは、以上をもちまして質問を終わらせていただきます。 どうもありがとうございました。 ○議長(角野由紀子君) 以上で島村勉議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午前10時41分 △再開 午前10時55分 ○議長(角野由紀子君) 再開いたします。--------------------------------------- △合川泰治君 ○議長(角野由紀子君) 引き続き一般質問を行います。 通告第13号、合川泰治議員。     〔9番 合川泰治君登壇〕 ◆9番(合川泰治君) 議席9番の合川です。通告書に従いまして、順次質問をさせていただきます。 まず、1点目の雪への対応について伺います。 2月14日から15日の大雪により、全国各地においてさまざまな被害が出ていたことは、各種報道等でごらんになったことと思います。埼玉県でも秩父地方において、孤立化するなどの被害があり、近隣自治体においても、特に蓮田市や久喜市菖蒲地区において、ビニールハウスの倒壊など、被害が大きかったところがありました。 こうした一連の大雪による被害は、埼玉県では229億円に上るとの発表がなされたところです。しかし、宮代町では、被害状況の発表を行いませんでした。その理由は、被害が少なかったので考えていなかったというものでした。 久喜市では、18日に市内の被害状況を発表しており、また、長野県佐久市では、市長みずからツイッターを活用し、被害状況の把握や災害対応の指示を行い、この行動がネット上でも話題となり、今回の大雪対応で、ネットを活用した好例とされています。いま一度、宮代町の対応を振り返ってみると、町には防災ツイッターがあるにもかかわらず、大雪に関するツイートが一度もなされていません。町からは、26日にホームページ上にて大雪による被害状況が発表されております。 その中で、雪への対応として、建設業組合の方々の協力による除雪や、危険箇所に融雪剤を散布したとのことです。であるならば、やはりどこが危険箇所となっているのかなど、情報を提供し、市民の皆様の安心・安全に寄与すべきであったと考えます。 以上のことを踏まえ、改めて当町における雪による被害状況とその対応について伺います。 ○議長(角野由紀子君) 合川泰治議員の質問に答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(瀧口郁生君) 雪への対応についてお答え申し上げます。 2月8日の降雪及び2月14日から15日の降雪について、交通事故の状況及び救急搬送の状況でございますが、雪が原因と考えられる交通事故の状況につきましては、杉戸警察署にお聞きしたところ、2月8日は事故の発生がなく、2月14日につきましては、人身事故が2件、物損事故2件、2月15日は物損事故が1件、2月16日は事故の発生はなかったとお聞きしております。 雪が原因と考えられる救急搬送について、埼玉東部消防組合消防局に伺いましたところ、2月8日には雪で転倒したことによる1件、1名の搬送、2月14日は交通事故による搬送が2件、3名の搬送、2月15日、16日は搬送はなく、搬送された方はいずれも軽傷であったとお聞きしております。 その他の町内の降雪による被害状況としては、2月14日からの降雪により、カーポートが雪の重みに耐え切れず破損したとの情報が数件寄せられており、そのうち1件は本人からの申し出により罹災証明を発行しております。 町が把握しております農業に関する被害としては、2月14日からの積雪により、水稲育苗用ビニールハウスの倒壊が3件、ビニールハウスのビニール剥がれが2件、果樹ブルーベリーの棚の支柱の倒壊が1件の被害がございました。 町内の道路の状況につきましては、建設業組合の方々のご協力をいただき、除雪の対応をしたほか、危険箇所には、道路凍結防止のため融雪剤の散布などの対策を実施したことにより、生活に大きな影響が出ない努力をさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) 再質問をさせていただきます。 先ほど冒頭述べさせていただいたとおり、町には防災ツイッターということで、そういう災害時などに大変有効であるということで、ツイッターを常設しております。そうしたツイッターが一度も活用されなかった理由はどういったものがあるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(角野由紀子君) 町民生活課長。 ◎町民生活課長(瀧口郁生君) お答え申し上げます。 防災ツイッターですとか、防災行政等の無線での呼びかけを今回していなかったわけでございます。このたびの大雪につきましては、テレビなどの報道機関から雪に対する警戒の呼びかけ等が頻繁に行われておりまして、町として考えられる個人対策も、そういった呼びかけと同じ内容でございましたことから、行政無線等を利用した広報活動はしなかったというふうなことでございます。 ただ、何かあったときには、当然のことながら大変なことになってしまうわけでございますので、そういったことも考えながら、いざというときのために予防という、防災ということで、その辺については十分に考えていきたいというふうに思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) ぜひ、そのように考えていただければというふうに思います。 もう1点は、今回、雪で一番心配していたのは、農業施設の破損などによって、それを機に農業をやめてしまおうと考える方も近隣ではいるそうなので、宮代町ではそうしたことはないということでよろしいでしょうか。 ○議長(角野由紀子君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(新井康之君) お答え申し上げます。 今回の被災の関係では、育苗用のハウス、小さなものが多かったもので、全て個人で農協、JAさんと調整をしまして、すぐに復旧を申し出ております。ですので、これを機に農業をやめるという情報は得ておりません。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) それで一安心させていただきました。熊谷や本庄のほうでは結構被害が甚大で、そうした農業施設の破損等の支援策を打ち出していたりもしますので、当町では、幸いにもそうしたことはなかったということで、安心をさせていただきました。 それでは、2月14日の金曜日、8時10分から大雪の警報が宮代は出ていたんですけれども、今後の参考のためにお伺いしたいのが、こうした場合というのは、町長というのは具体的にどのような行動をとられるものなのかお伺いしたいと思います。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 警報が出されたときの対応ということです。 雪にかかわらず、降雨の警報も私どもにメールで入ってきます。ただ、どのぐらいの被害があるかによって、指示を出すべきか出さないべきか、そういった情報があったとき、ことごとくやりましたら、かなり多くそれぞれの対応をしなくてはなりませんので、被害が出たその状況を判断した上で行動したいというふうに考えております。 被害でなく、その状況によって判断していきたいというふうに、出たらすぐにALERTといいますか、そういった情報が出たらすぐということでなく、その情報を確認した上で行動するということでございます。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) そのようにしていただければと思います。また、何があったらというわけではなく、予防のためにもぜひその辺にも配慮して行動していただけたらというふうに思います。 それでは、1点目は以上とさせていただきます。 次に、2点目の30年後の宮代町について伺います。榎本町長が就任してから初の予算案が示されました。しかしながら、その内容は前年とさほど変わらないとの答弁どおり、特に何があるということでもなく、また日工大生の活用についてお伺いしたところ、今後、何かあれば検討したいと、将来的なビジョンがなかなか見受けられない状況でした。 町長がかわれば町が変わると言っていたのは、榎本町長自身でございます。将来の宮代町の礎を築くのは、今この時代、ここにいる人々であります。これからの時代を榎本町政が担うのであれば、今何をすべきであり、将来に何を残すのか、榎本町政によって、30年後の宮代町はどのようになっていると考えるのか、お伺いをいたします。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(榎本和男君) 30年後の宮代町というご質問にお答え申し上げます。 少し概念的なお答えになることをご了承ください。 私は、町長として住民の皆様とともに宮代町の未来をつくっていくという作業を行う、その先頭に立っている。それが役割だと考えています。 30年後という年数は、子や孫の世代が現役として活躍する時代であり、そのときの世代が知恵を出し、汗を流し、さらに次の世代に引き継いでいくものだと思います。今私たちがそうでありますように、子、孫の世代が過去を誇れるようなまちづくりを、今私はしなければならないというふうに思っております。 ただ、統計的に言えることは、国全体の形と同様、今以上に少子高齢社会が進み、30年後ではありませんが、今から26年後の宮代町は国立人口問題研究所の統計によりますと、国が1億の人口を割り込むように、政策的要素を入れない場合、ただ漫然と運営していた場合、町の人口が2万3,291人、高齢化率40%の町になるものと見込まれております。 今、町では、10年ごとに総合計画を策定し、人口、まちづくりの方向性を各種施策を通して示しております。私は、まちづくりの責任者として、今まで以上により住みやすい町に宮代町がなるよう、今は成長する宮代に向けて、全力を挙げてまいる所存でございます。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) 再質問をさせていただきます。 町長の答弁にありましたとおり、過去を誇れるようなまちづくりを私はしなければならない、このとおりであると思います。この過去を誇れるというところが、やはり町長の政治家としての誇りでもあり、ここがまさに将来に向かって、町長の信念が花咲くところでもあるというふうに考えますので、この町長が将来残したいものという、その町長の信念というのはどこにあるのか、何を残したいのか、もう少し将来を見据えた具体的なビジョンというものをお聞かせいただければというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 未来に向かって何をなすかというご質問だと思います。 今、東武動物公園駅西側が開発に向かって動いております。これは30年前には考えられていなかったと思っております。そういう中で、時代時代によって変化する、そういった将来ではありますが、今を足元として、どうこの町を成長する宮代を目指しているか。先ほどご答弁いたしましたように、何も施策を行わなかったら、成長する施策を行わなく、コンパクトのままでいいという、今の現状に甘んじていれば、必ず宮代の人口が、先ほど申し上げたように減り、高齢化率も多くなると思います。 ただ、全国的な少子高齢化の中で、埼玉県は全国3位の流入人口がある県であります。そういう中で、この宮代町の位置づけをした場合、そして今の駅が3つある、そして自然豊かな町がある、そこに受け皿として、まだ要素があるんではないか、それを開発することによって、またその開発したところに若い世代を呼び込む、そういった施策をすることによって、この町はまだまだ成長できる。 ただ、いずれは人口がとまるというふうには言われています。東京都もとまると言われています。そのとまる、まだ今伸びているこのときに、それに備えて少しでも人口をふやし、若い世代を呼び込む、そういったことが今大事だと、そういうことで、今までの流れを変えて、積極的にそういった世代を呼び込む施策を今したい、遅くなってしまったらもう減るだけの一方になってしまう。今、まだ成長すると考えております。 たしか、さいたま市の清水市長も同様のことを述べて、さいたま市としても積極的に受け皿を設け、そのために保育園が足らないというような事態を招いています。保育園が足らないということは、若い世代が入ってくる、東京都は7万人ふえています。それでもやはり将来的には減るというふうに言われております。 ですから、今なすべきことは、そういった将来を考えながら、今やることをしっかりやっていく、そういう心づもりで町政運営をしていきたい、それにはやはり若い世代を呼び込む必要があるという中で、子育て、保育のニーズもしっかり把握して、どういった保育の施策をとるのか、そして、できれば本年度各市町でエアコンが設置がふえています。越谷市も施政方針で、たしかエアコン設置に向けて、調査費、金額はちょっと私もはっきりしませんが、たしか5,000万円の調査費をつけたと、川口市も今までは教育委員会としては反対していたようですが、今度の新しい市長は、全教室にエアコンをつけるというふうに施政方針で述べたというふうに新聞報道があったと聞いております。 そういう中で、いかにそういった若い世代を呼び込むことが大事か、呼び込む要素があるんだったらそれを最大限に生かすということが、今求められていることだと私は思っていますので、そういった方向で運営していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) 町長の信念といいますか、そういったことをお聞きして、この2点目の質問は以上とさせていただきます。 これに関連して、そういったことを踏まえた上での3点目以降ということになりますので、次に3点目に移らせていただきたいと思います。 次に、3点目の産業基盤としての農業について伺います。 宮代町の特産といえば巨峰と教えられてきました。しかしながら、その巨峰農家さんも年々減少傾向にあり、宮代町の特産と言えるのか危ぶまれる状況になってきているものと感じています。 町に対して、歳入増への取り組みを問えば、道仏の土地区画整理事業や、東武動物公園駅周辺の開発、今般では、和戸駅西口の開発へと目が向けられるようになりました。結局のところ、開発に頼るところが大きくなっているわけでございます。 周知のとおり、当町では、まちづくりの基本理念を農のあるまちづくりに置いており、農まちは直接的な農業支援政策ではないと認識しているところではありますが、連動して農業が活性化してこないというのもあるべき姿とは思えません。町としても苦慮しているところであり、今後においては農業の6次化を図り、産業とすべく努力を重ねているところと認識しています。 そこで、町の農業ビジネスモデルを構築し、産業基盤として整備すべきと考えます。そのためモデル地区を選定し、実践するなど考えられますが、町としては、農業の将来をどのように考えているのかお伺いいたします。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(榎本和男君) お答え申し上げます。 議員ご質問の趣旨は、簡潔に申し上げれば、いわゆるもうかる農業のモデルづくり、点から面への展開をしていく中で、農業を魅力ある産業として、ひいては地域経済の活力を育んでいくことではないかと受けとめさせていただきました。 議員もご承知のとおり、農業を取り巻く環境は、この宮代町に限らず、非常に厳しい状況にあります。町といたしましても、現状への対応していく施策といたしましては、年々ふえ続ける遊休農地対策として農業委員会と連携した遊休農地の解消活動や、地域農業再生協議会による遊休農地の解消活動の実施、農地の流動化促進のための補助制度の大幅な拡充、また農業後継者の不足に対して、あすの農業担い手対策事業による新規就農者の育成や、現在農業を行っている方も含めた規模の拡大や、生産性を上げていくための各種補助制度の整備、さらには、単に1次産品を生産していただくだけでなく、付加価値をつけた農産物の加工販売を一貫して行っていくための農業の6次化につきましても、試作品の開発、市場テスト、販売などへの取り組み、そして、加工施設等の補助制度も整備したところです。 これらの施策につきましては、第4次総合計画に基づいて、着実に進めてきたところであり、一部の施策につきましては、まだ現在進行形のものでもあり、今後、経過期間内にさらなる効果を上げるべく、努力をしてまいりたいと考えております。 しかし、議員の期待する農業のビジネスモデルの構築は、さらにその上にある姿ではないかと思います。町といたしましても、直接町がこのビジネスを行うことは本筋ではないと考えておりますが、この宮代町で今までの農業とは違った視点でアプローチしていき、農業を魅力ある産業へとしていくための環境整備は行っていく必要があると考えております。 ビジネスモデルとして成功していくためには、第1には、ほかに負けない商品をつくっていくことは無論ですが、民間企業並みの徹底したコスト管理や、人材育成、商品の特徴ある加工技術の熟成、そして戦略的な販路の構築などにより、企業的な取り組みが重要になってくるものと考えております。 そのため、ビジネスモデルのシード、種となる農家の育成や、新たな農業ビジネスに取り組んでいくための必要な環境整備とは何であるかも含めた議論や検討を、幅広く行っていく必要があると考えております。 折しも、第4次総合計画の中では、宮代農業生産基盤整備事業において、集落営農に向けた地域との話し合いを、地区の希望によって進めていくことが位置づけられていますが、そうした地域の話の中で、議員提案された農業のビジネスモデルにつきましても話題とさせていただき、その中で集落ごと、あるいは集落の中のグループなどで、こうした取り組みの可能性について話し合いを進め、その延長線上で話がまとまれば、モデル地区の設定等につきましても考えてまいりたいと考えております。 さらには、次の総合計画の策定過程におきましても、検討課題として取り組んでいく所存でございます。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) 前向きな答弁をいただいたというふうに感じておりまして、ありがたいことだと思っております。 この将来的なビジネスモデルの構築に関しまして、多少の私は失敗はやむを得ないというふうに考えております。幾度となくチャレンジをしながら、宮代町なりのこうしたビジネスモデルを構築するこうした作業が、この町にとって活気を生むという副次的なことも生まれるのかなというふうに考えております。 先日、今、本屋さんで売れているそうなんですけれども、「里山資本主義」という本がありまして、その中でも、岡山県の真庭市というところでも森林を活用して、自分のところでペレットという木くずを使って、再生可能エネルギーで町を補ってみたり、あとは、ちょっとどこか忘れてしまいましたが、果樹園がいっぱいあるので、その中でジャム屋さんをやって、そういった果樹から直接元をとって、そこにお客さんがいっぱい来るというふうな、いろんな産業を興して活躍している方、いっぱいいらっしゃるんですけれども、基本となるのは、やはりこの宮代町という地盤です。本当にこの町で何をするか。今、この答弁の中にも、民間並みの徹底したコスト管理、人材育成、特徴のある商品、これというのがある程度大量消費の中にこの町のビジネスモデルを組み込んでいこうという発想なのかもしれませんが、この町がそうした農産品をつくるときの生産工場として、そうした大量消費に耐えられる地盤かどうか、私はちょっと疑問だというふうに思っておりますので、やっぱりそうしたこの地場に合った付加価値をつけていくしかないというふうに考えております。 今後、こうしたところも含めて、このグループの中でお話ししていただけるということなので、そうした点も考慮したいただけるとありがたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 3点目については、以上とさせていただきます。 次に、4点目の田んぼの学校について伺います。 私は、これまで田んぼの学校に関連した質問を何度かさせていただいているところですが、その趣旨は、何とか存続することができないかというものでした。しかし、今回関係者の方から廃止になるというお話を伺い、あわせて蛍に関連した事業も中止の方向で考えているということを伺っております。 そこで、以下の点について伺います。 (1)廃止に至る経緯は。 (2)これらが廃止あるいは中止となった場合、今後、宮代らしさのある事業展開をどのように考えているか、お伺いいたします。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(新井康之君) お答え申し上げます。 田んぼの学校は、NPO法人水と緑のネットワークと、株式会社新しい村との共同による事業であり、現在、参加している都内の学校との調整につきましては、NPO独自のつながりで継続されているものと認識しております。 廃止に至った経緯につきましては、幾つかございます。 1点目は、株式会社新しい村における人材不足と人的余裕がないことが上げられます。田んぼにおける田植えの準備作業、代かきを初め、作業ボランティアの確保、当日の資機材の準備、天候不順時の対応などから、生育途中の毎日の水管理や肥料、雑草の管理等、稲刈りまでの期間の実作業に関する部分は、全て株式会社新しい村が担っており、負担が大変大きくなっております。 また、子供に説明する指導者も不足しており、後継者が育っていないことも上げられます。 2点目は、費用の問題です。 都内からの子供たちからは、参加費を1人2,000円いただいておりますが、日々の管理に要する人件費などの経費を計算しますと、株式会社新しい村の事業としては赤字となっております。 町といたしましては、田んぼの学校が新しい村の指定管理業務外の事業であり、都内の子供たちを対象としている事業であることから、公的な費用負担は難しいと考えております。 3点目は、事業の主体が不明確であるということです。田んぼの学校は、NPOの皆様が以前から独自に実施していた事業を新しい村周辺の田んぼを活用して継承しているもので、現在は、NPO法人と株式会社新しい村との共同事業であろうと考えておりましたが、互いの認識には違いがあるようです。 このようなことから、町を含めました三者で検討を重ねた結果、やむなく町内4小学校以外の田んぼの学校は中止と決定せざるを得ないと判断したものでございます。 次に、今後の宮代らしさのある事業展開につきましては、観光部門における稲作体験事業を初めとしました、さまざまな農業体験や、収穫体験事業につきましては、株式会社新しい村といたしましても、一定の事業成果を上げていることから、農園交流事業の一環としまして、収支に見合った企画を販売できるような事業展開を目指していければと考えております。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) 田んぼの学校が廃止とはいえ、町内4小学校では残るということだと思います。そして、質問の中でもう1点、蛍の夕べでしたか、ちょっとイベント名はうろ覚えになってしまいましたが、そうした事業も同じこの緑のネットワークの方が活躍されておりますが、そうしたところも中止にしようかという方向で考えているというお話を伺っていますので、その点については何も伺っていないでしょうか。 ○議長(角野由紀子君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(新井康之君) 蛍のイベントにつきましては、中止をするということは伺っておりません。 また、新しい村としましても、ほっつけ水田につきましては、きちんと稲生産をしていく予定でおりますので、あの場所から蛍がいなくなるような環境に変えてしまうことも予定しておりませんので、今年度も来年度も実施されるものと予定しております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) あそこのところの部分については、水と緑のネットワークの方々が大変大きな活躍をされておりますので、その辺は協議しながら、今後進めていっていただければというふうに思います。 それでは、次の5点目に移らせていただきます。 次に、5点目の英語教育について伺います。 先日、当町の学校審議会を傍聴させていただきました。審議会内のワーキンググループが行った「宮代町の教育の未来を考える」というテーマの中に、これからの教育で考えたいことというものがありました。その中で6番目の項目には、グローバル化にも対応できるさまざまな出会いや体験があります。まさに日本がこれから行おうとしている教育改革は、グローバル化に対応できる人材の育成にあります。 安倍総理も日本の大学を世界でも通用するようにと、外国人教員の積極採用を初め、英語による授業のみで卒業が可能な学位過程の充実や、TOEFLの卒業要件化など、グローバル化を断行しようとする大学を、質、量ともに充実させると述べています。 また、教育再生実行会議、第3次提言、これからの大学教育等のあり方についてにおいても、グローバル化に対応した教育環境づくりを進めるとあります。 こうした流れの中で、基礎的な力をつける義務教育の期間が重要なものであるということは言うまでもありません。私は、これからの時代を生きる子どもたちにしっかり英語を学んでもらうべきだと考えています。 ここで、栃木県那須塩原市の英語教育に対する取り組みを紹介したいと思います。 那須塩原市では、新年度から外国人の英語指導助手、ALTを常駐させてだけでなく、ALTによる英語の授業を録画し、1人1台配付するタブレット端末により児童にあらかじめ学習させる、いわゆる反転授業を行うそうです。来年度には、モデル校1校でスタートするそうですが、再来年には全校に拡大する予定となっております。 そして、これからは、那須塩原市の小中学校を出ると、「漏れなく英語ができるようになります」を目指すそうです。これには、市長も10億もの予算が必要とされ、心配していたそうですが、道路の維持補修を幾つか先送りし、将来への投資として、道路の維持補修よりも教育を優先するという決断をされました。 一方、宮代町では、これから削減しようとする財源、これから増収が見込まれる財源の全てがエアコンの設置に消えてしまいそうな勢いであります。こうした自治体の考え方の違いが、近い将来、歴然とした力の差となるものと思います。 そこで、以下の点について伺います。 (1)これまでの英語教育への取り組みは。 (2)今後の英語教育の必要性をどのように認識しているか。 (3)英語に関する習熟度をどのように把握しているか。 以上3点伺います。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(吉羽秀男君) 5番の英語教育の必要性についてのうち、(1)について、まずお答え申し上げます。 グローバル化に対応するための英語教育を、より一層充実させ、話す、聞くを中心とした言語活動指導を行うために、町内各中学校に英語指導助手、ALTを1人ずつ配置しております。ALTにつきましては、中学校区の小学校へも月に3回ないし4回計画的に派遣し、授業のアシスタントとして小学校においても活用しております。 また、小学校には日本人の英語活動補助員を配置し、授業のアシスタントとして主に英語活動のための資料の作成や、英語活動教室における経理等の環境づくり、英語活動における発音の模範等を行っております。 さらに、小学校6年生、中学校2年生の全児童・生徒を対象として、郷土の偉人であります島村盛助氏を検証する英語活動発表会を各中学校区で開催し、小学生と中学生が一堂に会して、小中学校における英語の学習の成果を発表しているところでございます。その成果といたしましては、小学校におきましては、英語活動を通して他国の文化に触れるなど、国際社会教育が推進された、子供が外国人に興味を持ち、自分からかかわろうとするようになった、さらに、コミュニケーションしたいという子供の意欲が高まったことなどがあげられております。 また、中学校におきましては、英語を使って互いの気持ちをや考えを伝え合い、具体的な場面や状況に合った適切な表現をみずから考えて、言語活動ができるようになったなど、コミュニケーション能力を高めることができたと考えているところでございます。 (2)についてお答えいたします。 グローバル化が進む今日の社会においては、初等・中等教育段階から、グローバル化に対応した教育環境づくりを進めることが大切であると認識しております。 文部科学省におきましても、グローバル化に対応した英語教育改革実施計画を策定し、2020年度から小学校の英語教育の開始時期を、現行の5年生から3年生に引き下げること。5、6年生では、英語を正式な教科とすること、また、中学校では、授業を英語で行うことを基本とするなどの方針を示しているところでございます。 本町におきましても、これまで前述したとおり、町内各中学校に英語指導助手ALTを1人ずつ配置し、ネイティブスピーカーによる英語教育の充実を図るとともに、多様な人々との意思疎通を通して、異文化理解を図っております。 また、教育課程に関しましても、小学校においては、小学校1年から4年生では、年間授業時数の余剰時間を使い、年間10時間ほど英語活動を行っております。 さらに、教員に対しましては、町内小中学校の教職員を対象に、外国語活動研修会を夏季休業中に実施し、実践的な英語活動のあり方について研修を深めております。今後も学習指導要領の改訂を含め、国や県の動向を注視しながら、これからのグローバル社会に通用する児童・生徒の育成を目指し、町内における英語教育の充実とともに、教員の資質向上に向けて取り組んでいく所存でございます。 次に、(3)についてお答えいたします。 英語教育に関しましては、小学校、中学校とも学習指導要領にのっとり、年間指導計画を立て、学習指導の目標や内容を明確にした上で、授業を行っております。また、年間指導計画の中には、評価計画も位置づけており、それぞれの評価の観点ごとに評価基準を定め、一人一人の習熟の程度を把握しているところでございます。 習熟度の把握につきましては、小学校においては、授業の中で一人一人の活動の様子を授業担当者が評価計画に基づき計画的に実施、記録し、コミュニケーションへの関心・意欲・態度、外国語へのなれ親しみ、言語や文化に関する気づきの観点から把握しております。 また、中学校におきましては、コミュニケーションへの関心・意欲・態度、外国語表現の能力、外国語理解の能力、言語や文化についての知識、理解の4つの観点について、授業での発表や発言、定期テスト、ワークやプリント等の課題等から把握しております。 評価と指導の一体化と言われているとおり、今後も一人一人の習熟の程度をさまざまな点から的確に把握した上で、一人一人の確かな学力の向上に向け、指導に生かす評価、評定の研究と実践を進めてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) 答弁ありがとうございます。 私は、英語教育、今後非常に必要性に迫られていると考えておりますので、積極的にその取り組みを強化していただきたいと考えております。 今回、学力向上ということに関しては、エアコンで環境整備ということが今回の課題としてあがってまいりました。このエアコンを導入することによって、学力というのは向上するのかどうか、疑問に思うところがありますので、教育長は、教育者として今後の子どもたちが行うべきは、こうした将来の英語なりを学んでいくべきか、それともエアコンを導入して学習環境を整えたほうが子どもたちにとってよりよい将来を迎えられるんだ、その辺は教育者としてどのようにお考えになるかお伺いしたいと思います。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員、質問をもう一回言ってください。 ◆9番(合川泰治君) 質問をもう一度、じゃ、限られた財源の中で、今後子どもたちが学ぶべきはこうした英語教育をやったほうがいいとお考えになるのか、それとも、エアコンが今回課題にあがっていますので、そうした中で環境整備したほうが子どもたちにとっては、よりよい学習環境で、将来的にもそっちのほうがいいよと考えるのか、それをどう考えるかをお伺いしたいと思います。 ○議長(角野由紀子君) 教育長。 ◎教育長(吉羽秀男君) まず、英語教育に関してでございますが、本町は、先ほど答弁の中で申し上げましたとおり、島村盛助氏という英語学者ということで、非常に郷土の誇りでございます。それを子どもたちが検証して、さまざまな英語活動も行っておりますし、道徳教育の中でもそれを取り上げております。 また、それを検証するために町内一堂に集まってそういう活動をしておりますし、ALTや英語指導補助員を配置して、英語教育につきましては、非常に力を入れているということで、今までもやってまいりましたし、今後もこの英語教育の推進につきましては、この宮代町の教育の特色の一つとして、さらに推進していきたいと、また議員おっしゃるように、今後も英語教育につきましては、ますます重要性が増しております。先ほどの答弁の中で申し上げましたように、グローバル化に対応した英語教育、改革実施計画というのが示されて、方針ですので、また、今後どのような形になるかは具体的にはこれからだと思うんですが、英語の強化化ということもこの方針の中にうたわれております。 そういうことから、町といたしましても、さらなる英語教育の推進、重要性は十分認識して推進していきたいと、限られた予算かもわかりませんけれども、最大限そこは配慮していただいて、進めていきたいというのが私の考えでございます。 それから、エアコンと学力の向上ということ、学習環境のことを言いましたけれども、やはりそういう教育を推進をしていく、英語教育に限らず、学力向上ではさまざまな取り組みをしておりますけれども、それを推進していくというのは、やはり環境が大事だと思います。それは切り離して考えるべきことではなくて、やはり環境も整え、子どもたちが集中して学習に取り組める環境をつくっていくということは、大変重要なことだと思っております。 ですから、これもあわせて、どちらが大事じゃなくて、これは両方大事だというふうに認識しております。その一つの環境の整えということで、エアコンということも十分活用というか、考えられるんではないかというふうに思っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) それでは、5点目については、以上とさせていただきます。 最後に、6点目の親守詩について伺います。 親守詩とは、子が親を思ってつくる詩のことであり、その形としては、子が五・七・五で上句を読み、親が七・七で下句を読むものや、エッセイなどで表現するものがあります。これは教育を行っていくに当たり、子どもに教育を行う大人自体がもっと社会常識や道徳を学ばなければならないという親学の観点から、2004年に愛媛県の松山青年会議所が作品を募集し、始めたもので、2006年には「親守詩を詩おう!詩ってできる親孝行」という冊子にまとめられました。これが全国に波及することとなり、今では各都道府県で大会が行われるに至り、昨年の10月には、文科省、総務省などの後援を得ながら、東京ビッグサイトにおいて全国大会が開催されました。その応募総数は3万1,333点に上っています。 埼玉県でも、昨年第1回の大会が行われ、第2回大会が開催されることが決定をしております。宮代町では、エアコンの設置をして、学習環境を整備し、学力向上につなげたいとのことですが、学力向上の基礎となるのは、家庭環境にあるものと考えます。 日本には古くから、家庭心得というものがあるそうですが、これは明治31年に高等小学校が親に配ったものです。その中の保護者へのご注意という項目の中に推されていることわざに、「教育の道は家庭の教えで芽を出し、学校の教えで花が咲き、世間の教えで実が成ると申す」というものがあります。 また、親守詩の発祥の地でもある当時の中村時広松山市長は、地域の歴史、文化、伝統こそが財産であり、教育はそうした地域に息づく価値観を反映させるべきだとしています。これらの考え方に私も同感であります。こうしたことからも、この親守詩への取り組みを通じて、家族のきずなを考えるきっかけとし、よって学力向上の基盤に添えるべきと考えますが、当町では作品を大会へ応募するなど、親守詩への取り組みができないかお伺いいたします。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(吉羽秀男君) ただいまの親守詩の取り組みについてお答えいたします。 親と子のきずなの大切さが見直される中、学校、家庭が連携、協力して子どもたちの豊かな心を育むことが求められております。 現在、宮代町では親子のきずなを深める取り組みといたしましては、小学校においてはPTAと連携して、親子のコミュニケーションなどによって育まれる家族のきずな、家庭のルールなど、親子で話し合ったり、一緒に取り組むことの大切さを表現した3行詩に夏季休業中の課題として取り組んでおります。 また、中学校においては、中学3年生が今まで育ててくれた保護者への感謝の手紙を書き、卒業式当日に受付にて受付係の教職員が保護者に渡す取り組みを全中学校で行っております。 特に中学の卒業時に手渡す保護者への感謝の手紙については、生徒一人一人が自分を育ててくれた保護者のことを思い、感謝の気持ちを真剣に、そして素直につづっております。卒業式前に手紙を読んだ保護者が、涙ぐんでいる姿も私も目にいたしました。 合川議員のご指摘の親守詩は、五・七・五・七・七で構成される短歌でありまして、五・七・五の上の句を子どもがうたい、後半の七・七を親がうたう、キャッチボール形式でつくられております。子が親に感謝をし、親が子を思う気持ちを表現するとても感動的な短歌でありますし、作品を通じて家族のきずなや、親と子のきずなが深まる大変有意義なものであることは認識しております。 今後、豊かな心を育み、家族のきずなを深める取り組みの一つといたしまして、親守詩の作品募集につきましても、実施方法や内容等、研究を進めていく所存でございますので、ご理解を賜りたく存じます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) 当町においては、こうした同じような趣旨で、3行詩、それから保護者への感謝の手紙、これらの取り組みを行っているということでありました。これらの取り組み、まず1点お伺いしたいのが、これは町独自に行っているものなのか、近隣でもこうしたことはよくある取り組みなのか、その辺をまずお伺いしたいと思います。 ○議長(角野由紀子君) 教育長。 ◎教育長(吉羽秀男君) 本町で取り組んでおります3行詩、それから保護者への感謝の手紙ということで、近隣市町はどうかということかと思います。 この3行詩につきましては、文部科学省、それから、公益社団法人日本PTA全国協議会というのが主催になっております。3行詩につきましては、全国的にとり行われているということでございます。具体的に各他の市町がどの程度参加しているかについては、把握はしておりませんが、恐らく各県のPTA、それからその下部であります埼葛地区PTAの協議会、それから町のPTAのという道筋を通して募集等がありますので、恐らく全国多くの自治体で参加しているものと思います。作品応募数も、結構全国でいうと数万からの応募がございますので、これは広く行われている取り組みだというふうに思います。 それから、保護者への感謝の手紙につきましては、これもちょっと他市町では把握はしておりませんが、本町では全3中学校は、これは足並みをそろえて実施しております。他の中学校においても、恐らく取り組みはあるかと思いますが、全町という一括した取り組みというのは、ちょっと把握していないので、何とも申し上げられませんが、他市町にもあるというふうには認識はしております。 状況については以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。
    ◆9番(合川泰治君) もう1点、お伺いをさせていただきます。 この町の学力、県内でもトップレベルにあるということを伺っております。その要因と申しますか、それはやはり宮代町の家庭がよくおさまっている、これが根底にあるというお話を伺ったことがございます。ここに何か宮代町のヒントがあるようにも感じておりまして、教育長自身、この宮代町がそうした家庭がよくおさまっている、おさまっているというと変かもしれませんが、平和な家庭で過ごされているという、その要因というのは、この町にどういったところにあるというふうに感じていらっしゃるでしょうか。 ○議長(角野由紀子君) 教育長。 ◎教育長(吉羽秀男君) 家庭環境と学力の関係というふうなことでのお尋ねかと思うんですが、今、行われております全国学力学習状況調査というのがございます。その中でも、家庭、保護者へのアンケート等、子どもたちの生活と、それから学力の相関関係ということでの調査も出されております。やはりそこには十分相関関係があるというふうに調査結果も出ております。個々の家庭の中については、私は存じ上げておりませんが、各PTAの活動、PTAの学校への協力、一昨日もその連絡協議会のほうに出させていただいたんですけれども、各会長さんが出られて、会を行ったわけですけれども、各PTAの学校への支援、それから学校応援団、登下校の安全ということで、近隣市町にも登下校の例えば見回り等について調査をかけましたが、宮代町は、他市町より大変多くの方がその登下校の安全の見回りをしてくださっております。そういうふうな学校への応援等を見させていただきますと、非常に学校に対して温かな気持ちを持っていてくださるということで、大変ありがたく思いますし、またそれが支え、支援になっているというふうに認識しております。今後もよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) ありがとうございました。 先ほどことわざの中で、「教育の道は家庭の教えで芽を出し、学校の教えで花が咲き、世間の教えで実が成る」。これをまさに宮代町は実践しているのかなというふうに感じたところでございます。 以上で質問を終わらせていただきます。 ○議長(角野由紀子君) 以上で、合川泰治議員の一般質問を終わります。 ここで休憩します。 △休憩 午前11時53分 △再開 午後1時00分 ○議長(角野由紀子君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。--------------------------------------- △金子正志君 ○議長(角野由紀子君) 通告第14号、金子正志議員。     〔4番 金子正志君登壇〕 ◆4番(金子正志君) 議席番号4番、金子正志です。 通告書に従いまして、質問いたします。 まず質問の前に、当議会に町民の方から陳情がありましたこと、そこに私の名前が入っていまして議会にご迷惑をかけたことをおわびいたします。 しかしながらその陳情にありました一般質問の時間とテーマが同じものを連続、まずいということでしたけれども、それに対しては今回の質問を通して反論させていただきます。 それでは、質問第1点です。 宮代・杉戸まちバリバルについて。 平成26年1月24日から2月2日の週末に、宮代町、杉戸町エリアでチケットを使っていただき、食べ歩き、飲み歩き、買い物していただくイベント宮代・杉戸まちバリバルが開催されました。 質問5点お願いいたします。 ①イベントに両町商工会からの応援はどのようなものがありましたでしょうか。 ②イベントを終えて、参加店、消費者の声はいかがでしょうか。 ③イベントの結果、参加店数、来場者数、全売上をご報告お願いいたします。 ④まちバリバルに2つの関連イベントがありました。宮代町ではまちバリバル婚、杉戸町では七福神めぐり、こちらの結果はいかがでしたでしょうか。 ⑤このようなイベントは商店街の活性化及び杉戸・宮代地域の交流に非常に役に立ちます。今後の継続はお考えでしょうか。 よろしくお願いいたします。 ○議長(角野由紀子君) 金子正志議員の質問に答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(新井康之君) まちバルのご質問にお答え申し上げます。 まず1点目の両町の行政と商工会の応援についてでございますが、今回のイベントの主催は埼玉県でございましたが、県のほかに両町の行政、商工会、関係商店会も加わって実行委員会を組織して実施をいたしました。実行委員会の会期や参加店舗の協力依頼、その他関係機関、日工大や七福神の寺などとの調整、そのほか開催日当日のPR、チケット販売などに人的支援を行いました。 次に、2点目と3点目は関連がありますので一括してお答えいたします。 参加店舗や参加者の声、感想は、アンケート結果から、参加してよかったという声が多く寄せられました。また、開催時期や期間、休日より平日にというような、前向きな意見もいただいたところでございます。 今回の参加店舗数は、宮代町45店舗、杉戸町40店舗、総数85店舗でございました。 チケットの販売総数が912枚、売り上げ額184万8,800円でございました。 各店舗の売り上げでございますが、チケットの利用分が宮代町1,453枚、杉戸町1,119枚でした。来場者数につきましては、正確な総数はつかめませんが、1人1チケットで換算しますと延べ2,572名が楽しまれたことになります。 次に、4点目の同時開催したイベントの結果といたしましては、宮代町バリバル婚の参加者は38名、男性22名、女性16名でした。杉戸七福神めぐりの参加者につきましては、自由参加でしたので正確な数はつかめておりませんが、駅でパンフレットを持参した方が約50名ほどいたそうです。 また、そのほかに日光歴史街道杉戸塾という講座を開催しており、そちらは35名の方が参加いたしました。 最後に5点目の今後の継続の可能性についてでございますが、前段の議員にもご答弁申し上げましたが、今後まちバル等のイベントを開催する場合は、町主導で行いますと一時的なイベントで終わってしまう可能性が高く、効果も薄いことから、活性化イベントとして継続するためには、商業者が主体となって実施する積極性や意気込みが必要であると考えています。来年度も開催のチャンスがございますので、町内商業者の気持ちを一つにしまして、できれば継続事業と育てていけるよう、支援してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 金子議員。 ◆4番(金子正志君) まず、①応援なんですけれども、私も現地におりましたけれども、杉戸町の職員、宮代町の職員、そして商工会の職員の方、さらに県の職員の方も来まして、コバトンのぬいぐるみを着て一生懸命PRしていたのを見ております。 また、駅からおりてきた若い人が、いきなり「まちバリバルです」、「まちバリバルです」と大きな声で声かけられてびっくりしたとか、いろんな声が届いております。宮代・杉戸を盛り上げるために皆さんが一体となって行ったこと、本当によかったと思います。 再質問は5番だけ行います。 継続事業と育てていけるよう支援してまいりたいということですけれども、杉戸町、そして宮代商工会、杉戸の商工会にも声をかけていただきまして、毎年町民まつりのせめて3分の1の100万円ぐらいの予算を組んでいただけたらと思います。ご検討いただけるでしょうか、よろしくお願いいたします。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(新井康之君) お答え申し上げます。 来年度につきましては商工業活性化事業の関係で予算を組んでございます。もう一度同じようなイベントを実施させていただいて、その効果を検証しながらさらにその次は、また必要であれば検討してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 金子議員。 ◆4番(金子正志君) 1点目については以上です。 2点目の質問に入ります。 東武動物公園駅東口通り線について。 平成25年度の測量調査では、境界を確認する現地確認が終わりました。平成25年度のまとめ、そして平成26年度の進め方をご説明いただきたいと思います。 お願いいたします。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 2点目の東武動物公園駅東口整備につきましては、町道づくり協議会の委員の皆様方が中心となりまして、議論を重ねていただき、東口駅前広場の位置、形状を含むまちづくりプラン案を取りまとめいただきました。 その内容を踏まえまして、東口駅前広場の計画決定の手続を進めさせていただき、昨年3月26日には都市計画の決定、告示がなされたところでございます。 平成25年の取り組みといたしましては、駅前広場に直接影響する地権者30名に加え、その周辺の地権者19名を対象として、土地の境界立ち会いをお願いし、用地測量を実施するとともに、関係地権者の方々とは町担当者が再度個別相談を実施いたしまして、残留や移転等の希望を再度お伺いしたところでございます。 また、杉戸、宮代の行政、商工会及び地元商店会の皆様方とともに、駅前周辺整備後の商業の活性化に向けた検討に加え、食べ歩きのまちバルなども実施させていただきました。 平成26年度の進め方といたしましては、本年度の取り組みを踏まえまして、町道づくり協議会による整備手法の検討に加え、駅前広場に係る物件等の補償調査や再配置計画の検討を進めてまいりたいと考えております。 東武動物公園駅東口の整備は、宮代町だけでなく、杉戸町にとっても非常に重要でございますので、埼玉県や杉戸町と引き続き連携協力しながら検討、協議を進め、早期事業化を目指してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 金子議員。 ◆4番(金子正志君) 東武動物公園駅の乗降客は今、3万2,000人ぐらいだと思います。その7割ぐらいが東口だと思います。東口の住民にとっては非常に重要な問題です。今後も継続してぜひとも積極的に進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 3点目、合併についての住民意識調査についてお伺いいたします。 きのう3月6日午後7時から、杉戸町で新橋通り線の拡幅の説明が地元住民に対して行われました。杉戸の三本木集会所です。該当する地域の方々55名ぐらい見えていました。来賓では県会議員の井上先生初め杉戸町の町会議員の方、2人見えていました。 質問の中でこういう質問がありました。この道路が完成すると、これは杉戸、宮代の幹線道路になるわけですねという質問です。そのとおりですという答弁がありましたけれども、いろいろな意味で杉戸町、宮代町の交流が目に見える形で進んでおります。大変喜ばしいことだと思います。 では、意識調査についての質問に入ります。 平成26年度の予算に、合併についての住民意識調査の調査費用が計上されます。以下、9点質問させていただきます。 ①アンケートの方法は、はがきか封書か。 ②前回のアンケート回収率は何%だったか。 ③アンケート数2,000人は適当か。有権者の1割の3,000人にするお考えはありますか。 ④アンケートの設問は1つか、複数か。 ⑤アンケートの告知期間は十分にとるのか。 ⑥アンケートの説明会は何カ所か開催するのか。 ⑦アンケート発送から回収までの期間は何日間か。 ⑧アンケートの集計結果は毎日か、まとめてか。 ⑨アンケート結果をどのように生かすお考えでしょうか。 以上、お願いいたします。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(榎本和男君) 合併についての住民意識調査についてお答えいたします。 前段の議員の方への回答と重複する箇所があると思いますが、ご了承いただきたいと思います。 続けてご答弁、①から⑨問まで関連することがありますので、まとめてお答えいたします。 アンケートは封筒により送付し、封筒により回答いただきます。 今回想定している意識調査は、合併議論がスタートした当時の意識調査、つまり平成14年度に実施したときと同様なものを想定しておりますが、そのときの回収率は60.5%でした。 意識調査全般について、統計的に言われていることですが、どんなに数が多くても理論的にはその対象が1億であったとしても、1,500から2,000サンプリングを抽出すれば、調査結果は同じということですので、今回、2,000人を対象に行います。 設問は順番に、1、行政サービスで充実を望むものは何ですか。2、合併によりどのような効果があると思いますか。3、合併により心配となることは何ですか。4、近隣市町との合併は望ましいと思いますか。5、近隣との合併で望ましい市町はどこですか。6、合併検討に当たって必要な情報は何ですかというものであります。 回答までの期限は到着後最低1カ月間はとりたいと考えています。 アンケートの結果はまとめて集計し、広報で公表したいと考えています。 平成14年当時とは違い、市町村合併が全国津々浦々で行われ、宮代町と隣接する自治体でも行われ、一般的になっていることから、そもそも市町村合併とはという説明会は開催せずに、意識調査を行います。 今回の調査は、平成14年当時との住民意識の変化を比較することが目的ですので、その後につきましては皆さんのお考えをお聞きし、議論を重ねる中で、私としての考えをまとめていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 金子議員、質問はありますか。     〔「はい」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 金子議員。 ◆4番(金子正志君) ⑤のご答弁が抜けていると思います。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 失礼いたしました。 アンケートの告知期間ということですか。     〔「はい」と言う人あり〕 ◎町長(榎本和男君) これについては十分とりたいというふうには思っております。 ただ、告知期間というか、このアンケートを出してから最低1カ月、回収は1カ月間ということでございます。 ○議長(角野由紀子君) 金子議員。 ◆4番(金子正志君) 9点につきまして再質問させていただきます。 1つずついきます。 まず、往復封書ということでしたけれども、封書にナンバーは振るのでしょうか。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) あくまで意識調査ということで、誰が、どういうというふうな回答ではありませんので、番号は振りません。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 金子議員。 ◆4番(金子正志君) わかりました。 それでは、アンケートの封書、質問用紙だけ入れるんでしょうか。それとも宮代町の現状、財政が非常に厳しいということも説明入れるんでしょうか。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) お答えいたします。 アンケートにつきましては、内容等これから精査し、議員さんにお見せし承認を得た上で、そして近隣市町に確認の上で出させていただきます。 そういうことで、内容について今ここでこれこれこれと、細かく述べることは差し控えさせていただきたいと思います。 ○議長(角野由紀子君) 金子議員。 ◆4番(金子正志君) ①の最後の質問です。 要望です。 そうしましたら、参考資料としまして、前回のアンケート結果及びその後の宮代町の状況、そういったものを資料につけたらいかがかなと思います。これは今後発言させていただきます。 次、②前回のアンケートの回収率は何%だったか、60.5%。これは再質問ありません。大変失礼いたしました。 ③アンケート数2,000人は適当か。お答えによりますと、1,500から2,000サンプルを抽出すれば調査結果は同じ。これ、回収率から逆算しますと、2,000人対象ですと1,200サンプルしか集まりません。3,000人を対象に行えば、1,800サンプルで、まさしく正確な調査結果が得られるということになります。重ねて質問いたします。3,000人にするお考えはありませんでしょうか。 ○議長(角野由紀子君) 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 アンケートと申しますのは、1万人いても3万人いても同じだという結果が、やっぱり統計学的にあるというふうに言われておりますので、2,000ということで考えています。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 金子議員。 ◆4番(金子正志君) ④に移ります。 まずアンケートの設問、6つということなんですけれども、アンケートに答える方は選択制なんでしょうか、それとも記述式なんでしょうか。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) お答えいたします。 前回は選択制ですので、今回もそのようにしたいというふうには考えておりますが、これも議員さんとの協議の上で決定していきたいというふうには考えております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 金子議員。 ◆4番(金子正志君) わかりました。 ⑤アンケートの告知期間を十分にとるのかということで、十分とるということでしたけれども、こういう趣旨でアンケートをとりますということを広報に早目にお知らせいただけたらと思います。 お願いいたします。 ⑥については質問ありません。 ⑦アンケートの発送から回収までの期間は何日間か。これに対して最低1カ月間はとりたいというお考えですけれども、なぜ私がこの質問をしたかといいますと、次の⑦と⑧に関係するんです。というのは、近隣の市町でアンケート行いましたときに回収に1週間とったんです。そうしますと、前半と後半で答えが正反対だった。何があったか。アンケートは無記名ですので何か起こり得るんです。ですから、余り期間は長くしないほうがいいと私は思っているんです。いかがでしょうか。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 余裕を持って1カ月としたことで先ほどご答弁いたしました。確かに余り長くなりますと、出すのを忘れてしまうという、余裕があって出すのを忘れてしまうということも考えられます。この期間については一応1カ月程度というふうにさせていただきましたが、皆さんとご協議の上でその辺は考えていきたいというふうには考えております。 ○議長(角野由紀子君) 金子議員。 ◆4番(金子正志君) この件に関しましては余り詳しく話すと差しさわりがあると思いますので以上にします。 最後にアンケート結果をどのように生かすかに対しまして、12年前と今と意識の変化を比較することが目的、その後については皆さんのお考えをお聞きし、議論を重ねる中で町長としての考えをまとめていきたい、結果を見ないと何とも言えないということだと思います。 それでは前回、榎本町長さんは、平成14年当時、議員さんでした。そのときはアンケートの結果を見てどのように考え、どのような行動をとったのでしょうか。3期目の中堅議員であった榎本さんです。何らかの考えを持ったと思います。また、平成16年7月11日、1市3町合併住民投票が行われました。そのときは4期、ベテラン議員です。一体どのように考え、どのような行動をとったのでしょうか。 さらに平成16年10月4日杉戸・宮代合併の協議会設立、この議場で議案が提出されました。4期、ベテランの榎本議員はどのように考え、どのような行動をとったのでしょうか。 ご答弁お願いいたします。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) お答えいたします。 今回のご質問は、合併についての住民意識調査についての質問であります。意識調査をする上で私の言動が影響を与えることもありますので、あくまで住民の意識を知るということにさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(角野由紀子君) 金子議員。 ◆4番(金子正志君) 町民の中に誤解があると思いますので、はっきりしておく必要があると思います。 1市3町の住民投票、そして杉戸・宮代の合併議会、ちょうど10年がたちます。10年前、そこです。榎本町長、私に声かけました。「わかってくれ」。杉戸・宮代が合併が壊れた直後です。私たちは四十数名の署名受託者、8月4日お盆休み挟んで必死になって署名集めたんです。2,000名弱。全員が必死でした。しかし、榎本議員は反対とした。私は忘れない。合併には賛成だ、しかし時期が早い。私には意味がわからない。そのときにはどっちにもいい顔する人なんだな、この人は。何て優柔不断な人なんだなと思いました。そして大変失礼ですけれども、ずっと恨んできました。 私が榎本さんと初めてお会いしたのは、22年前の2月です。町会議員選挙があるときです。榎本さんは私の家を訪ねてくれて、立候補いたしますのでよろしくとご挨拶に来てくれました。多分覚えていないと思います。玄関で一言言葉を交わしただけですけれども、何て律儀な人なんだなと思いました。しかし、この合併議会のとき、私は榎本さんがどういう人だかわかっていませんでした。その次に榎本さんとお会いしたのは、それから17年たってです。何と、すぐそばに座ることになりました。私は非常に複雑な気持ちだったんです。すぐそばに座ったために、お話することがふえました。私のイメージの中では不動産屋ですから、経済のお話が好きなのかなと思いましたら、そうではなくて歴史の話、旅行の話、写真の話、非常にロマンチストな方なんだなと思いました。そして3年ほど前、丸藤議員の仲間に誘われて合併しない町矢祭町、視察に行ってきました。合併しない町の町長は、そこの町では合併論議が持ち上がったときに非常に醜い対立があったらしいんです。そんなことは二度と繰り返したくないということで、覚悟を持って合併しない道を選択したんです。覚悟を持ってということは、職員を大幅に減らしたんです。3人でできる仕事を2人でやる。議員は報酬を3分の1に減らした。日当制。 私が思ったのは、そのときにやっと榎本町長が時期が早いと言った意味がわかったんです。あのときは、10年前は合併反対派と久喜派と春日部派、宮代町が3つに分かれていました。そういう状態でたとえ特例債がもらえたとしても、市民の間にわだかまりが残るでしょう。多分、ロマンチストの榎本町長は、そのしこりが残ることを一番避けたのだと思います。 今回は、特例債というあめはありません。榎本町長はあめとむちではなく、住民の自主的な判断、それによって合併に向かうのが理想なんだ、こうおっしゃっています。 私はその榎本町長の言葉を信じたいと思います。最後の質問です。 私たち町民は榎本町長を信じてよろしいんでしょうか。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) お答えいたします。 住民の自主的な判断の上に立って、場合によっては先頭に立って行動していきたいというふうには考えております。 ○議長(角野由紀子君) 金子議員。 ◆4番(金子正志君) ありがとうございました。 ○議長(角野由紀子君) 以上で、金子正志議員の一般質問を終わります。 ここで休憩します。 △休憩 午後1時33分 △再開 午後2時04分 ○議長(角野由紀子君) 再開いたします。--------------------------------------- △議案第4号の質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 日程第3、議案第4号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第4号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(角野由紀子君) 起立全員であります。 よって本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第5号の質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 日程第4、議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) 議席6番議員の丸藤でございます。 3点についてお聞きします。 まず、18、19ページの臨時福祉給付金給付事業の臨時福祉給付金1億円であります。これは、消費税率の引き上げによる低所得者対策として住民税均等割、非課税者等に対して1人当たり1万円給付するものということであります。 それから20ページ、21ページの子育て世帯臨時特例給付金給付事業、これも同じく子育て世帯の負担軽減、消費の下支えのために児童手当受給者等に対して子ども1人当たり1万円と。 この人数なんですけれども、臨時福祉給付金、これはぴったり1億なんですけれども、そうすると1万人。子育てのほうは3,300人ということなんですが、この積算根拠を説明していただきたいと思います。 それから28、29ページ、教育費の小学校費と中学校費のこれはそれぞれエアコンの設置なんですけれども、設置に至っては、財源が厳しいということで一括して全教室に設置できないと。そういうことから体力がまだ十分でない小学校1年生と高校受験を迎える中学校3年生の学習環境の向上のためということなんですけれども、一般質問等々でも町の考え、それから総括質疑でも町長の考え方、執行部の考え方、伺ってきたんですが、確認なんですけれども、やはり私も全教室に一括で設置できればそれは非常にベターなことだと思っておりますが、財政的に厳しいと。私は財政的にもあるというふうに思いますけれども、百歩譲ったとして、こういう形になっております。ですから、やはり全教室に設置できるような今後のスケジュールなんですけれども、その点についてもう一度確認させていただきたい。 私は、このまま小学校1年と中学3年で何年もこのまま行くというふうにはとても考えられないし、そういうふうにはしないと思いますけれども、念のためにどういうふうに今後されるのか、その点、伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(齋藤和浩君) お答え申し上げます。 今回給付金に関係します積算の数の根拠ということかと存じますが、まず臨時福祉給付金の関係でございますが、この積算に当たりましては、一応、国による給付費の予算計上の考え方というものがございます。 これから申し上げますが、まず人口は宮代町の12月1日現在の人口、それから納税義務者数を引きます。それから納税者数の均等割のみ数を引きます。それから納税義務者数の所得割の控除対象の配偶者数、これについても引きます。それから同じく納税義務者のかかわる扶養親族、これについてもマイナスでございます。それから納税義務者数の均等割の控除対象配偶者数及び扶養親族数の0.3の推計を引きます。それから生活保護制度の被保護者数、これを引きます。これが基本的な計算上の数字でございまして、人口から先ほど申し上げましたそれぞれの納税者の関係を引きまして、一応その数字でいいますと、約9,000人という積算が出るところでございます。 それを平成24年度、税の確定がまだでございますので、24年度のときに置きかえてそのものを計算したところ、6,500という数字がございました。今回そうしますと、その数字の差がございますので、その平均値ということで、今回の臨時福祉給付金のほうは、まず8,000人でございます。残りの2,000、先ほど議員さんご指摘の1万人ということでなく、残りの2,000人の方については今回5,000円の老齢年金等の関係については加算がございます。その者が2,000人、これは国等で示している数字が積算根拠の半分の数をということでございますので、当町としましては、1万円につきましてはまず8,000人、それから4,000人につきましては5,000円の加算という考え方でございまして、金額的には1億円ということでございますが、人数というふうな考え方で申し上げますと8,000人、さらに加算が2,000人ということが臨時福祉給付金の関係でございます。 また、子育ての関係につきましても、一応国で示されています予算の計上の考え方ということで、平成25年度の児童手当の受給者対象数が3,267でございます。これから国としましては安全率、要するに上限が、児童手当の該当者数がふえたり減ったりということでございます。どちらかというとふえるという考え方のもとで、1.3という安全率を掛けるということで、当町におきましては3,200からの1.3を掛けて3,300という積算を出させていただいたと、そういう形で今回給付金につきましては先ほど言った8,000人と加算の2,000、それから子育ての給付金につきましては児童手当の該当者数掛ける1.3というふうな数値を用いまして今回数字を出させていただいたというものでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 補正予算につきましてのエアコン設置の今後のスケジュールということでご質問受けたと思います。 今後のスケジュールについて、まず経緯をお答えした上で説明したいと思います。 このエアコンの設置の必要性につきましては、前から議会において質問が出され、私も議員時代に設置を求めてきた経緯があります。しかし、財政的見地から設置は見送られてきました。 今回のエアコン設置はそのようなことから、何とかエアコンをつけてあげたい、財政が厳しいのは承知しておりますが、一括の設置は厳しくとも、段階的であれば設置できると思い、今回の予算に上げさせていただきました。 小学校1年生、中学3年生の普通教室にエアコンを設置することにつきましては、さきの12月議会におきまして、私はエアコンの導入について答弁には、26年度においては中学3年生の普通教室と述べさせていただいておりますが、その中で田島議員より、まず設置すべきは体力的にも新たな環境の適応が心配な小学1年生からつけるべきとのご指摘を受けたところです。私もそのような思いがあるというふうにお答えしたと思います。 しかし、1年生の普通教室から段階的に設置するとしますと、今の在校生はエアコンの使用のないまま卒業してしまうという可能性が大きく、また、高校受験を控えて、よりよい環境をつくってあげたいとの思いから、まず中学3年生の普通教室から設置と考えたところです。 しかしその後、退職校長会の役員さんから、そういった考えもわかるが、中学3年生にしても、まず大切なのは基礎学力であり、小学生、特に1年生が大切であるとのアドバイスをいただきました。それゆえそれを受けて、財政面も考慮した上で小学1年生、中学3年生の普通教室に設置できないものか、例えば特別教室に設置すれば一時的には全生徒が利用できるとの考えもありますが、週に何回かの使用であり、効果が薄いものと思われます。それよりもしっかりと授業ができるよう、普通教室に、それも小・中の全学年の普通教室へのエアコン設置をできるだけ早く達成したいとの思いから、普通教室への予算案を出させていただきました。 退職校長会役員のご意見や昨日の加納議員のご質問に多くの保護者が体力の弱い、小学1、2年生から考えるべきと思っているとありますように、小学校1年生の普通教室に設置する、そして今年の在校生がいずれは使え、受験という試練を迎えることになる中学3年生のクラスに設置することは、ただいま申し述べたように、退職者校長や保護者の方からもご理解をいただけました。 本年は、他市町でもエアコン設置に向けた予算案が多く示されております。特に今まで川口市は、必要なのは2カ月程度、暑い時期の過ごし方や暑さを防ぐ工夫を学ぶことも大切と説明、市教育委員会は、反対論もあったということですが、今年度小中学校全教室へのエアコン設置の方針を明言しております。 また、財政力のある越谷市においても、平成26年度の施政方針において、普通教室へのエアコン設置に向けた基本設計に取り組んでまいりますと述べております。 エアコン設置は時代の趨勢であり、次代を担う子どもたちのよりよい環境整備のために必要であるということで、予算案を示させていただきました。 そして今後のスケジュールでありますが、本年度ふれ愛センターの見直しや進修館の指定管理などの移行により、また今後の固定資産税の増収がどうなるか、そういったものものを本年度判断し精査し、その上で設置のスケジュール計画を本年度出していきたいというふうには考えております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) 臨時福祉給付金給付事業の低所得者対策と、子育て世帯への給付については理解しました。 エアコンについてでありますけれども、一番大事なことを最後に答弁していただいたんですけれども、私もこれまで全教室にエアコンを設置していただきたい、これは子どもや保護者の要求でもあります。ですから一日も早く全学年への全教室に設置をしていただきたい、これはそういう思いでいます。ですから、そこが一番大事だと思っています。私らの財政面での見方と、執行部の見方、違うにしても、私は一日も早く全教室にエアコンを設置していただきたいと、そういうふうに思います。 1年かけてということなんですが、その後できないということにはならないですね、少なくとも。そういう見通しについても伺いたいと思います。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 全教室にエアコンをつけたい、そしてできれば一括してつけたいという思いはあります。しかしながら、今の宮代町の財政を判断した場合、初めは中学3年生だけと思いましたが、1年生まではつけることが可能であるというふうに判断して今回予算を計上いたしました。 これからは、先ほど申したように、改めて税収確保、財源確保を本年度しっかり見据えた上で、順次設置に向けたスケジュールをつくっていきたい、そしてできるだけ早い、最重点事業としてエアコン設置をしていきたいと思います。 本年度、他市町もかなりのところでエアコンを設置しております。そういったことからも、それに負けないよう頑張ってつけていくことがこれから宮代町、若い世代を呼び込む施策としても必要であるという認識を持っておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 丸藤議員、再々質問をお受けします。 ◆6番(丸藤栄一君) 最後ですので、教育長からも伺いたいんですが、文部科学省の学校環境衛生基準では、教室等の温度は夏は25度から28度であることが望ましい、そういうふうに私は記憶しているんですが、それで間違いないか。 それから、教育長として、教育委員会として子どもたちの健康と学習環境改善のため、教室にエアコンの設置が必要と思うかどうか、再度、お聞きしたいと思います。 先ほど、前段の議員の一般質問の中で、英語教育のところで、エアコン等々ということで質問がありましたが、教育長はそれとは別に、子どもたちの学習環境をよくすることはいいことだというような趣旨の答弁をしたと思うんですけれども、ここで改めでもう一度確認したいと思います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(角野由紀子君) 答弁願います。 教育長。 ◎教育長(吉羽秀男君) 2点ご質問があったかと思います。私もこの教室の正確な設置基準の温度の正確な数値については、手元に資料ございませんので、ちょっと正確にここで申し上げることはできないんですが、後で確認をしておきたいというふうに思っております。大変、その点は申しわけなく思います。 それから、学習環境改善について、エアコンが必要かどうか、全教室に、二者択一論でこれは申し上げますと、これはこの暑さ、猛暑、それから学習環境、今の取り巻く環境を考えれば、それは子どもにとってそのような環境の中で学習するということは、これは非常に望ましいことというふうに考えます。 しかしながら、さまざまな要因、財政上のことが一番影響してくるかと思うんですが、そのような現状を考えたときに、そちらの現実的な問題を考えたときに、大変、その辺の全教室へのあれは苦慮するところでございます。 ただ、学習環境の改善として子供たちがそのような環境の中で学習できるというのは、これは非常に望ましいというふうには考えているところでございます。 個人的にもそういうふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑はありませんか。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番の小河原です。 私も特にこの補正では、エアコンに絞って質問したいと思います。 まず、設置することについて提案されているんですが、そもそも校舎の改善というんですか、エアコンをつけるために校舎を改善しなくてつけられるのか。もし、学校によってはそれなりの修繕をしなかったら設置できないのかなというふうにも心配されます。それが一つ、お願いしたいと思います。 あと、確かに地球環境の関係を考えると、最近の地球温暖化では異常だと。日本に今まで来たことがないような竜巻まで来るような異常環境になっておりますので、温度も相当来年は上がるかというのは私も心配されます。今まで以上の温暖化になったら、確かに教室をエアコンのある教室とない教室ではえらい差が出ると思いますので、やはり私も全教室にエアコンは設置すべきだと思います。 ある父兄に聞いたら、小学生、確かにかわいそうかなと。言葉悪いんですけれども、確かに入れてやるべきかなと言っている方がいましたけれども、じゃ、2年生は大丈夫なの、3年生は大丈夫なの、これは体力的に強くなってくるから大丈夫だと言われればそうかもしれませんけれども、今の地球環境からいったら、そんな甘いものじゃないんじゃないんですかと。暑いのは誰でも暑いんですよね。ここにいる皆さんだって夏はエアコン入れろと言うでしょう。それと同じように大人だって暑いんですよ。子どもだって暑いんです。ですから、やはり設置は全員をしなかったら、同じ学校に通っていてエアコンがあるのとない教室があったら、それはもうないところは大変、子どもが何て言うか心配です。 そこで、今、前段の方がスケジュールを聞いたら、財政的な問題が出てきましたけれども、ふれ愛センターをなくして財政をつくるとか、ほかの施設をなくして財政をつくるとか、こういう説明をしているんですよね。なくされた施設を利用している人は、そういうためか、必ず出ますよ。何か説明が。財政をなくす、財政をなくすための施策というのは、私はそれは幼稚な考えだと思うんですよ。ふれ愛センターなくして財政をつくってエアコンに持っていくと、それと同じでしょう、説明は。 それよりも、町長は公約の中で、改革をして財政を生み出していくと言っているんですよ。何の改革、そういう施設をなくしたのが改革かと私は思いません。町民を泣かせていくわけだから、利用できなくなってくるんだから。 そういうことじゃなくて、もう少し新しいスピード感のある方法でやると言っているんですから、そういう方法の財政を生み出すこと、ちゃんと出さなかったら、それは。文句出ますよ、これ、町民の方に。 そういうことで、私は今言ったように、施設の問題、全教室にやらなかったら、子どもが何て言うか。教育委員会の中でも反対者もいたと。今説明あったようだけれども、設置するなら全教室、財政のつくり方、もうちょっと考えたつくり方を説明すべきだと思いますよ。そうでなかったら、町民の方は批判が来ます。それで最後は何て言うかわかっているんですよ。議会が決めたことだから。必ず言うんですよね、役場は。議会が決めたこと。必ず言うんですよ、今までそうでしょう、いろんなことで。町民の方に議会が決めたことなんですよと、最後は。こう来るんですよ。 ですから私はこれ真剣にやっぱり考える必要があると思いますよ。設置に反対しませんよ、だから。真剣に考えるべき。そのことについてどう考えているのか。議会が決めたことということも一切、今後言うか言わないか、これもひとつ質問の中で聞いておきたいと思います。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(渡辺和夫君) ただいまのご質問のうちの1点目、全教室につけた場合に校舎の改修は必要かどうかという点につきましてお答えを申し上げたいと思います。 今のところは、全教室に設置する前提での校舎の点検、条件の調査、そういったものをまだしておりませんので、確定的なことは申し上げることができないんですが、電源の問題ですとか、相当量電力量がふえますので、電源の取り入れ方、あるいは配線の問題、そういった点が改修が必要になってくるかもしれません。その辺は詳細に検証してみませんと、まだ確定することがございません。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 財源の問題ですが、第4次総合計画で示されたふれ愛センターの機能転換も改革の一つであるというふうに判断しております。そして、それを全てエアコンに使うということではなく、今回はそれとは関係なく、設置の議案を出させていただきました。 今後におきましては、そういった改革も含めて、あらゆる削減策、そして税収がどのように、道仏地区も入居者がふえてきますれば固定資産税も上がってくる、将来的には東武動物公園駅西口も開発されれば、税収も上がってくるんではないのかな、そういったことを本年度十分精査して、スケジュールをつくりたいということで提案、先ほど答弁させていただきました。 そして今回のエアコン設置は、一日でも早く、できるだけ早い時期にエアコン設置してあげたい。今までは、一括ということを考えていたと思いますが、そういった中で財政的につけられないということで、ここまで来ているわけです。そして今、先ほど申しましたように、川口市も教育委員会の反対の意見もあったようですが、設置するというほうに決めております。 そういったことで、今回は私の政治的判断として決断した次第でありますので、よろしくお願いいたします。 以上です。     〔発言する人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 今回の設置の判断につきましては、私の政治的決断で決めたものであります。私に責任があるということです。ただ議員の皆さんの了解がなければ、議案が通らなければ、設置できないということでございます。ただ、最終的な決断したのは私であります。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 小河原議員、再質問を受けます。 ◆1番(小河原正君) 説明聞いてきて、12月には中学3年生、ここへ来て小学1年生というのは、何か田島議員の、いい質問してくれたので、小学1年生にというように、今ニュアンス、とれるんですけれども、それはそれでいいと思うんです。ですけども、財政ができてどうのこうの、じゃ、どのぐらい財政ができたら1学年ぐらいずつ伸ばしていくのか、これの目安があったら教えておいてもらいたい。今度も中学生と小学1年生の関係。みんなで相当の数が設置されるんだから、例えば同じよう財源が出なかったら1学年ずつふやしていかないんだと。小学生の1学年、中学生の1学年ふやしていく。中学の場合3年、あと2年やれば終わるんだけれども、小学生の場合は6年かかるんだけどそれは毎年毎年どのぐらいずつだったら1学年ずつ財源生んだらやっていくのか、それ、考えがあると思いますので、教えてもらいたい。 もう一つは、出だしの校舎の改造、電源を変えるとか、これは大変な仕事だと思うんですよ、これ。これも相当金かかりますよね。期間が間に合うのか間に合わないのか。確かに町長きのうの答弁で、答弁の変更しましたけれども、場合によっちゃ間に合わないと言っていましたよね。私は下手やると間に合わないと思います。相当大変な工事になると思います。ですから、確かにこの予算を早く通して早くやりたいというのはわかります。だけれども、心配なのは、幾ら早く通しても多分、絶対間に合う自信があるのかどうか、この中学と小学生のこの1年生と3年生だけでも。 その2つをお願いしたいと思います。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(渡辺和夫君) 工事の関係につきましてお答え申し上げます。 今回の小学校1年生と中学校3年生では25教室の想定でございます。そこに関しましては、電源の工事等も大丈夫でございますので、スムーズに進められるという考え方を持っております。 しかしながら、必ず夏休み中で終わるかということになりますと、ちょっと業者の手間、それから校舎の条件等も学校によって違ったりしてきますので、絶対というのはちょっと申し上げにくいところでございます。 ○議長(角野由紀子君) 町長。
    ◎町長(榎本和男君) 先ほども申し上げましたとおり、財源等、そういった設置基準、先ほど述べましたように、越谷市はエアコン設置に向けた基本設計ということをことしやるということで、そういった財政と基本設計と両方を踏まえた上で、どういったスケジュールができるか、平成26年度中に決めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 小河原議員、再々質問をお受けいたします。 ◆1番(小河原正君) 1番の小河原ですが、数字的に今すぐ出してくださいと言っても出ないのわかりますけれども、最低でも答弁の中で、今回と同じような財源が生み出せれば、小学生と中学生の1学年ぐらいずつはつけられますよという答弁がいただけるのかなと思ったら、何だか玉虫色的な答弁で、わからない。それでは私は多分来年、再来年は取りつかないなと思います、今の私の予想では。それだと私はちょっと問題が、今後設置しても出てくるのかなと。1年生と中学3年生だけでは。多分父兄から文句出ると思います。 そういうことで、またほかの人の質問があると思いますので、数字的なことは今出ないかもしれませんけれども、自信を持ってでも来年はもう1教室ずつやりますとぐらい言ってくれるのかと思ったら、それもないから、とりあえず質問はこれでやめておきます。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑ありませんか。 中野議員。 ◆13番(中野松夫君) 議席13番、中野です。 補正予算のエアコンの設置に関連いたしまして質問いたします。 今まで難しいということでもって設置できなかったものを今回、設置することになりましたのは、より一層の学校の環境の整備という点で前進と思っております。 そこでお伺いいたしますが、今回のエアコン設置に関連いたしまして、一つ教育委員会、それから実際に運用する学校、そして保護者、これは三者の方々の設置に関してのそれぞれどんな意見とか要望持っているのか。先ほど、町長の答弁の中で、退職校長会、それから保護者からは小学1年、中学3年への設置については理解を得ているというふうなお話がありましたんですけれども、町長はどのようにこの三者の意見、要望を認識しているのかお願いいたします。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) お答えいたします。 中野議員ご質問の教育委員会、保護者、学校という形のそれぞれ、または同時の協議というものは行ってはおりません。教育長のほうより教育委員会の申し出は受けたところですが、先ほど申し上げたような説明をいたしまして、教育委員長にも理解を得られたというふうには考えております。 そして保護者の方ですが、そう大勢の方でもありませんが、できるだけ早くつけていきたいということで、とりあえず中学3年、そして小学1年生ということで理解を得たというふうに思っております。 ただ退職校長会の方には先ほど述べましたように、3年生の受験のときも大切でありますが、それまでの学力の基礎は小学生のときにあると。まずはやはり小学生をしっかりエアコンつけてやったほうがいいよというようなアドバイスを伺ったところであります。ただ、小学生1年生、仮につけますと、今いる在校生は使えないまま卒業してしまうということもありますので、中学3年生につければ、今年度の在校生はいずれは使うことができる、そういうようにして、使わないまま卒業するよりも、3年生だけでも使っていただいて受験に備えていただきたいということで、財政厳しい中で苦渋の選択をしたところであります。 ただ、先ほどからもご質問ありますように、できるだけ早く全普通教室にエアコンを設置したいという思いは変わらないものでありますので、本年度、しっかりスケジュールをつくっていきたいというふうには考えております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 中野議員。 ◆13番(中野松夫君) 先ほど今後のスケジュールということでもって、お話が出ているんですが、町長の答弁では、できるだけ早くということでもって、具体的なスケジュールというふうなものはお持ちになってないようで、平成26年度の中でもって検討していくというようなお話です。 ただ、財政的には、ふれ愛センター、それから進修館の指定管理、固定資産税の増収、その辺のところを検討するというふうなことですけれども、今回の25教室というふうなことでも約6,000万円という金が必要になってくると。そういう点からいたしますと、この程度の検討では到底今回の規模にも間に合うのか間に合わないのか、これから検討すると言われてしまえばそれまでなんですけれども、町長の心づもりとしまして具体的な数字、なかなか出しにくいかもしれませんけれども、私は一般質問でも、今年はその学年につけるけれども、せめてあとの残りは来年、2年間ぐらいでもってつけないと、子どもたちは我慢はするかもしれないけれども、納得はできないんじゃないですかという話もいたしました。そういう点では町長の心づもりとしては来年、26年度あるいは今の段階の中で27年度までには、じゃ、全教室につけるよと、そんな具体的な期間というのは出てきませんか、お尋ねします。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) お答えいたします。 エアコン設置25教室で今回予算は約5,000万円というふうに計上されております。ただ、一般財源からの持ち出しは126万円。あと、ランニングコスト。これから地方債を起こすことによって公債費ということで返していくお金が出ます。そういったものを精査して今後のスケジュールを。それと先ほど言った財源確保をして、今後のスケジュールを立てていきたいということで、今すぐ数字的なことは出ませんので、よろしくお願いしたいと思います。 ただ、先ほど言いましたとおりことしの一般会計から財源は126万円の支出で約25教室に設置ができるという議案だということを確認していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 中野議員。 ◆13番(中野松夫君) 最初の答弁でもって三者からの理解というのは得ているというふうな印象でもって伺いました。保護者、全部というわけにはいきませんけれども、保護者についても例えばPTAあたりの方からはどうなのかなというふうな感じもしております。 あるいは運用を実際にする学校サイドの意見、要望というのはどうなのかなと。 どうも今までの経緯を見ますと、町長の独断でもって小学1年、中学3年につけるというふうな判断を、決断をされているんではないかなというふうな印象を受けるわけです。 そういう点でもって、その辺、運用も含めた理解を得ているのか、ちょっと伺ったわけですが、今回受験を控えた中学3年生が集中して授業が受けられるようにしたい、それだけを見れば優しい親心というふうに思います。 しかし、校舎内、全校生徒がいるわけで、そこには1年生もいる、2年生もいるということになります。当然です。それは優しい親心ではなくて、誤った、偏りのある親心なんじゃないかなと思わざるを得ないんですね。それは毎年誤った人間教育をしてしまう、体験をさせてしまうと、それも町がそういう場所を、教室を提供してさせてしまう。生徒は学校というふうなところでもって、毎日行きますので、自分の中学、非常に多感な時代の体験として身につけてしまうことになるんではないかなというふうに思います。 町長は、今まで設置できなかったエアコンを設置するということで評価するものです。その点で町長の仕事は十分にそこまででもって私は果たしているんでないかなというふうに思っております。 今回台数が限られている。したがって運用にも工夫が必要であるということから、設置や運用については、現場サイド、運用する側の意見も当然取り入れるべきではないかなというふうに思っております。 または、現場の運用に任せると、そのぐらいのつもりでもっていいんでないかなと思っております。 小学校の1年、中学の3年、学年を限定した方針、これは町長取りやめるべき、そういうふうに思っておりますが、答弁をお願いいたします。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) お答えいたします。 一括でつけなければそういった問題は、使えるところ、使えないところ出てきます。仮に特別教室を本年度つけたといたしますれば、一応全学年は使えるかもしれませんが、効果は薄い。 次年度、普通教室につけるときに一括でつけなければ、また同様な問題が起きる。 中学3年生は、とりあえず2年生は来年度は使えるよと。小学1年生は一番大変な時期なんで、兄貴分として、まあしょうがないなと、思いやりの心を持ってもらうことも必要ではないでしょうか。 そういった問題で、仮に使う使わないの問題を論じますと、一括で設置する以外は学校にはエアコンは設置できません。それまで待っていただく、そういう方法しか私はないと思っています。いずれ一遍に使わない限りは、使う使わないは学年によって出てくることは間違いのないことですので、そういった面でご理解を求め、できるだけ早い時期に全普通教室につけたい。全普通教室につけるのには、特別教室を先にすれば、それだけ遅くなるわけでありますので、まずは普通教室、全学年につけることを最優先したい。その上で、できれば特別教室にもつけていきたい、そういうふうに考えております。 ただ、運用に当たりましては、当然現場の声を入れることも大切だというふうに思っております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑ありませんか。 加納議員。 ◆2番(加納好子君) 2番、加納です。 やはり28ページ、29ページの補正について伺います。 この財源内訳ですが、国庫支出金と、それから地方債を組み合わせた財源、それにごくわずかですが一般財源ということになっています。 この国庫補助のほうは、学校施設環境改善交付金、大規模改修、空調という交付金を使うということであります。これは国の補正予算で出てきた財源です。その足らない部分、この4倍強ですけれども、ここを地方債で賄うということなんですが、この地方債については、算入率が50%を超えるものについては、当初の算入率を公債費方式により基準財政需要額に算入して、これを50%ですね、残りの50%を単位費用により措置するということになっています。 この財源措置ですけれども、これについては補正予算(第1号)のときに総務省の自治財政局財政課が、こういったことについては措置の内容を説明するようにと。できるだけ詳しく説明するようにというような対応を事務連絡しています。 この財源構成については、明細書があるわけじゃないですから、極めて不安定、確実にこれが返ってくるということではない、こういう財源をつくり出して、補正の事業をつくったということについて、この補正予算の財源内訳について、もう少し説明をしていただきたいと思います。 それから、町長の答弁でほかの自治体もかなりのところで26年度はやっているというふうに言っていましたが、具体的な名前は、川口市と越谷市であります。越谷市については、私もいろいろ調べましたが、全部の教室にエアコンを設置するためにどうするかということで、どこの自治体も小学校から中学校までの中で2学年だけするというところで検討しているところはないです。越谷市も川口市も財政豊かですけれども、越谷市についても基本設計についての検討はしていますけれども、全学年につけるための検討を今年度やるということなんですね。2学年だけというのはどこにもないんです。これがかなりのところだという具体的な名前が出てこないことの、これ、具体的な名前が出てきて、そして2学年とか、そういう限定的なつけ方をしているところが出てくればあれですけれども、出てこない限りは、ただの言葉のマジックです。これについてご説明していただきたいと思います。 全教室だったら誰もが納得するわけですね。誰もがもちろんエアコンがついた教室というのは望んでいるところでしょう。ただ、全教室じゃないからなわけです。 そこでタイムスケジュールを出してもらいたいというのは、今質問した人みんな要望しているわけですけれども、それでもなおかつ具体的なところは出てこない。今後、段階的に取りつけていくといならば、財源を明確にして、張りつけて、そしてタイムスケジュールを出さなければならない。その明確な張りつける材料がないんですね。これ、ないことにはやはり不安定だな、この後どうなるんだろうなというふうな考えが誰でも浮かびます。これについてどうでしょうか。 そこを百歩譲って、2学年ずつこれから毎年つけていくとすると、3.5年かかるわけです。3.5年で小中学校全部つけられるとすれば、つけられるかどうかわからないから心配しているんですけれども、だとしたら、3年待って全学年つけるということで今いろんな人が心配しているところが解消されるわけですね。 なぜ今、そういった補正予算で、しかも地方債を起こして、こういった無理な財源構成をしてまで2学年だけやらなければいけないのかというところが相変わらず説明としては不足していると思いますが、これについてはどうでしょうか。 それから、宮代町の小中学校の学力ですが、全て平均以上だということですね。平均以上のこういった、バランスよく育っているじゃないですか。その中でなおかつもっといい成績を出してもらうために、中3にというのは最初から町長は言っていたことですが、バランスよく育っているということは、いろいろな勉強するには適していない環境でも、その中でも我慢するところは我慢して、そして確実に学力をつけているということなんじゃないかと思うんですね。これでなおかつもっと成績を上げてくれと言ったって、そのとおりにはいかないですよね。そういうことなのかどうか。単に環境をよくしてあげたいという親心、もちろんみんな、大人はそう思っていますけれども、それだとしたら、もう少し財源構成がきっちりと出せるまで、出せるということを条件にしてもいいんじゃないかというふうに思います。 それから、今学校の適正配置の検討に入っているところです。この中で、答申が出て、再編の形ができてくるわけです。 そうすると、これはわかりませんけれども、例えば廃校になって、そこがなくなるというところも出てくるかもしれません。そこにもつけてしまうわけですよね、小学校の1年生の。そういうことはやはり、今までずっと言っていますけれども、扇風機2年かけてやっとつけたのに、またエアコンかと。同じように、ダブル投資になる。そこはつけたんだけれども、廃校になるから要らないということにもなる。そういうことも含めて、もう少し大きな視点でこの問題を捉えたらどうかというふうに思います。 以上の点をお願いします。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) エアコンの関係の財源内訳ということでご質問いただきました。 加納議員ご指摘のとおり、今回の財源については、国庫支出金、地方債、そして一般財源ということで28ページ、29ページにありますとおりでございます。 国庫支出金については、学校施設環境改善交付金というようなことで防災機能強化、耐震化、老朽化対策などの関係事業に採択を受けたということで、一応今回この補助金を上げさせていただいていると。 その補助金についても、ご案内のとおり、補助基本額があって、補助基本額を超える部分は超過負担、その分については普通面倒見ないんですけれども、今回特別に裏負担の100%まで面倒みましょうということで、今回地方債ということで、小学校費が2,810万円、中学校費が2,200万円ということで、国のほうで全部面倒みましょうと。面倒見るについても、加納議員ご指摘のとおり、半分は公債費方式で基準財政需要額ということで、実額償還、つまりこの2,810万円と2,200万円を来年度以降借金をして、その翌年から返していく、その実額償還について基準財政需要額のほうに還付しましょうと、50%。ところが残りについては初めてなんですけれども、単位費用で措置しますということなんですが、ただ詳細はわからないということで、これもちょっと何とも言えないんですが、ただ、こういった国が景気対策というか、緊急経済対策ということで行ったということもありまして、詳細は後でのことなんですけれども、こういった裏負担について全部面倒見るというのは極めて異例なことかなというふうに思います。 そういったことがあったからこそ、今回補正に上程させていただいたということでございます。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 補正に上げたという考え方については先ほどの課長の答弁のような財源の考え方と、同時に少しでも早く設置できたらという思いで補正に上げさせていただきました。 ただ、前から議会でも言っていますように、エアコン設置を求めてきましたら、財政見地からできないということで、全部一括ということはかなり厳しいものがあるのかな。それを待つよりも、少しでもいいから環境のいいところで勉強していただきたいということで、今回出させていただいて、後追いになりますが、財源をしっかり考えて、スケジュールを立てていきたいというふうに思ったわけでございます。 中学3年生は、勉強もともかくありますが、エアコンつけて使わないまま卒業してしまうということを避けたい。やはりエアコンがある中で勉強したよということも必要というふうに思いました。 小学生でしたら小学1年、2年、3年と行っても3年生まで行くのにはかなり先になります。そういう中で今、本年度26年度在校する生徒は、一回も使わないまま卒業してしまう。やはり一回は使っていただいて、特に3年生ですから、しっかり勉強していただきたい。と同時に、先ほども言いましたように、やはり体力的には小学1、2年生が厳しいという思いは皆さん持っていると思います。保護者の皆様もやはり1、2年生につけてほしいという思いがあると思います。そういう意味でまず1年生、できれば、これからのスケジュールの中でありますが、やはり小学低学年は優先的につける必要があるというふうには私も思っております。 小中学校の適正配置との関係ですが、一般質問の答弁でもありましたように、時期によりましては、リースという選択肢とかいろいろ考えてみたいと思います。それはタイムスケジュールの中で検討して、補助金を上げてやるのがいいのか、それともリースなりを使うのがいいのか、それはその使用年数との関係で検討していきたいというふうには考えております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 加納議員。 ◆2番(加納好子君) 課長のご答弁のように、この補正予算ですけれども、国が新たに補正予算出すのに、足らない分については単位費用という、ちょっとわからない、不透明な部分で対応するようにということで、ただ新しい、地方債を起こすことを入れた今回のような新しいやり方、これ、補正予算債と別名言うそうです。補正予算を出すために、新たな地方債の形、補正予算債と言うんですけれども、こういうずっと恒常的にこれを活用できるかどうかというのがわからないところで、まず初めの一歩なんですよね、2学年入れるのは。この後の財源確保というのがわからない。それについても繰り返し同じような答弁しかしていなかったので、これはその曖昧な答弁で我々が判断するしかないんですけれども、的確なこちらに響いてくるようなお答えをいただいたということではない。 それから、教育環境は整っている町だということをPRして、子育て世代の人口をふやしたいというのは町長もおっしゃっていました。でも2学年だけエアコン入れたところは余り魅力で、それで移ってくるような人いないですよ。そういう不安定なところでそれがPR力を持つかといったら、そんなことないと思いますね。 それからもう一つ思いつき感があるんじゃないかと思うのは、2学年ぐらい入れるためにリースを使うと、リースで学校設備をやるということ、それを思いつき感というのもちょっと説得力に欠けるというふうに思いますね。 それからもう一つ、子ども心の不公平感というのは、結構大人になっても残っていると思います。私も高学年の人たちが教室の中でお昼を早目に食べていたのに自分たちが外で草取りをしていたというのがいつになっても傷となっていますけれども、子ども心にあの学年はいいなという、そういうのは、しこりとか傷というふうになって残っていくものだということもあります。そういう1学年とかこの学年はこうだからという大人の勝手な理由でする思いやりは、強要できないと思いますね。 それで、よりいい環境で勉強してもらいたいという、それはどういう子ども時代を過ごさせるかというところにもかかわってくるんですけれども、一方では貧困の連鎖で家庭的に低所得のところの子どもたちは、上の学校に行こうと思っても行けない。貧困の家庭は貧困の繰り返しで、上の学校を目指せないということがずっと今言われているわけですよね。でもその思いやりを持たれて、そうやって育っていった子どもたちは、ずっと育っていく。それがじゃ、かけられた愛情どおりに返ってくるかというと、そういうことでもない。もっと低所得層とかそういうところにも対応していかなければならないと、これからの自治体は。そういうところがすっかり抜け落ちているんじゃないかと思います。 そういった点で子ども心の不公平感、そういうものについてはどう思いますか。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 先ほどもご答弁したように、できるだけ不公平感をなくしたいということで3年生をまず考えたわけです。要するに全部一遍にそれはできるのは理想ですが、町の財政を考えた場合に、それが難しい中で、いかに早くエアコン設置に向けて取り組んでいけるかということで今回考えたわけで、小学1、2年生が本来は体力的に厳しいんで入れるべきところですが、それですと、先ほど述べましたように在校生は使わないまま行ってしまうということで、特に不公平感が強いのではないか。中学3年生に入れた場合は、中学2年生は次の年は使える、1年生はその次の年に使える、そういう中でできるだけ早目にエアコンを設置していければ使える人たちもふえてくるということであります。 一般家庭におきましても、全部のところに入れるのは無理な場合は、最小限度必要なところから設置していく。ですから、一括で設置するまで先延ばしにするのか、それとも何学年かに分かれるかわかりませんが、前に進んでいくのか、その選択肢で、私は少しでも前へ進みたいという思いから、今回の議案を提出させてもらったわけでございます。 ただ単純に財政がないと言って先送りすれば一番楽かもしれません。問題は起きないかもしれません。でも少しでも前へ進もうという思いで提案したわけでございます。そして、それを全力で全教室につけていきたいという思いでおります。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 加納議員。 ◆2番(加納好子君) 町長の思いはもう何度も同じことを聞いたので、よくわかりました。 ちょっと視点を変えます。 これを目的別基金を設けて3年後をめどにとかということでエアコン基金というような目的別基金をこれから設けてやっていくとしたら、もしかしたら、3年の目的の年度に設置が可能になるかもしれない、あるいはそうやってみたけれども、実は意外と集まらなかったということもあるかもしれないけれども、基金として、そうすると、みんながとにかく頑張ろうと、あと3年たてばエアコンが設置できるんだよと。子どもたちも楽しみになるかもしれないんですけれども、目的別基金としてこれをこれから本格的にやっていこうという、そういう視点はありませんか。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) お答えいたします。 加納議員の基金を使って一括して設置するという考え方もあると思います。ただそれは何年後になるかわからない。ただ現実的に今回の議案では、2学年であるが使う人ができる、そういうところであります。どちらがいいということもないかもわかりませんが、私としては、できるだけ早目につけたい、3年後でしたら、今回3年生になる方は仮に使えた方は使えないまま卒業してしまう、1年生も大変な思いをして3年後、4年後まで上がってくる1年生は4学年が使えないままいる。先に使うのがいいのか、後でまとめて使うのがいいのか、その議論で、どちらがいいということではありませんが、私としては、できることなら少しずつでもいいから使っていきたいという思いであります。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑はありませんか。 山下議員。 ◆7番(山下秋夫君) 7番の山下です。 幾つかちょっとお聞きしたいんですけれども、一つは前段で質問されました臨時福祉給付金事業、それと子育て世帯臨時特例給付金事業であります。 この中で私、この給付金は、将来について4月から3%消費税が増額されることでは、これは当然、給付するのが当たり前だと思っております。 その中で、経費に係るお金です。2つ合わせて、合計給付をする1億3,300万円給付するために1,714万円の経費がかかっている。これ、私からすれば、ちょっとお金がかかり過ぎているのかなという感じがします。 国では、全部で合計で1,971億2,300万円の給付金を出すわけなんですけれども、それで宮代町の計算でやると、全国では154億円の経費がかかる。これだけの膨大な経費がかかっている。私はちょっと不思議だなと思っております。 こういう経費を町の努力だとか、あとは経費を削減することでは、国のほうに、町が努力したら、その分は町の一般財政に入ってもいいよということを言えるかどうか、その辺のところちょっと一つはお聞きしたいなと思っております。 それと20ページの保育園の運営事業であります。賃金面が260万円マイナス経費となっていますけれども、これはどういう努力でマイナス経費になっているのかちょっと理由をお聞きしたいなと思っております。 それと、26ページです。農業生産基盤整備推進事業であります。これもマイナス経費となっております。ただ、これはほかの場所も同時に県や国にできなかったのかどうか、その辺のところをちょっとお聞きしたいなと思っております。 28ページのさっきから言っているエアコン、あれについては皆さん議論しているんで、私も丸藤議員なんかと一緒でありますので、これはある程度評価できるとは申し上げておきます。 それから40ページ、国民健康保険税です。 1,953万3,000円の増額の実績となっていますけれども、これはどんな内容で増額されているのか。 ○議長(角野由紀子君) 山下議員、一般会計です。 ◆7番(山下秋夫君) 一般会計です、補正の一般会計です。 ○議長(角野由紀子君) 一般会計の何ページですか。 ◆7番(山下秋夫君) 40ページです。 ○議長(角野由紀子君) 40ページは国保になっています。 ◆7番(山下秋夫君) 国保か。ごめんさない。じゃ、4点だけお願いします。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(齋藤和浩君) 臨時給付金の関係でございます。ご質問にお答えをさせていただきたいと存じます。 今回予算的な計上で、先ほど人数の関係、また費用の関係等、それから算出の人数の関係等はお話させていただきましたが、今回この補助金につきましては議員さんご存じのように、10分の10の補助ということでございます。 それに際しまして、私どもでいろいろ積算した関係は、これは実は5年前の給付事業があったものを実はたたき台とさせていただきまして、今回予算を計上させていただいたところでございます。 その中で、特にシステムの関係、要するに電算関係の費用、それから人件費、これは一般質問の答弁の中でもお答え申し上げましたが、職員がこれに張りつくということは到底できないと思います。兼務という形になるかと。そうしますと、アルバイトの方とかそういう人たちの雇用をして、それで対応させていただきたいというような考えもございます。 そういうところで今回、予算的なもの、チラシ、またそれぞれ郵送等、いろんな意味での予算が計上されているところでございますが、これにつきましての先ほど言った金額的な収入につきましては、もちろんこれで執行残が出れば返還というような形になるというように考えております。 それからもう1点、保育所の人件費、賃金の補正減の関係でございますが、これは、3つの事業でそれぞれ内容がちょっと違ってございますのでそれぞれご説明をさせていただいきたいと存じます。 まず、保育所運営事業の48万9,000円ほどの減額につきましては、これは職員の産休代替のための賃金ということで計上してございまして、今回1男性保育士が育児休業とりました、1カ月間。それから、この3月から、やはり職員が産休ということで2名の1カ月分ずつの費用を執行した関係で、それ以外の執行残ということでございます。 それからもう1点、みやしろ保育所の運営事業でございますが、こちらにつきましては一時保育の利用者の減ということで、それに携わっていましたオフィスサポーターさんの賃金が執行残になったと。ちなみに人数で申し上げますと、25年の同時期、1月現在で25年は866名の利用しかございません。24年は1,110名、約244名の減でありました。 これは25年度に本田保育園が開園したということで一時的な保育が、需要が減ったと。保育園のほうに変わったと。本田保育園に移行したという理由も考えられると。そういう中で一時的な保育事業に対する賃金の減ということでございます。 それから、もう1点、国納保育所運営事業のほうで、やはり賃金の減ということでございますが、実は国納保育園におきましては、定員を満たしてございません。今年度、82名です。90名定員に対しまして82名の入所でございまして、そういう形で保育に当たる人件費の部分で職員、オフィスサポーターでございますが、まずその入所の人数が減ったと。子どもの数ですね。それに伴いますオフィスサポーターさんの職員の残が執行残が出たというような状況でございます。 今年度、実は25年度におきましては、82人平均ということで、国納保育園にしては推移をしている状況でございます。 賃金の補正減につきましては以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(新井康之君) それでは農業生産基盤整備推進事業につきましての工事請負費のところの減額の理由を説明させていただきます。 金額は、一番大きい789万3,000円でございますが、当初予算に計上しておりました中島の排水路の工事と、山崎の用水路の工事費が設計変更及び入札の結果、予定より安価でできたために工事費の執行残が生じたものでございます。 それにつきましては緊急を要するようなほかの修繕費等には若干流用等をさせていただく場合もございますが、新たな路線の工事に使うという考えではございませんので、議決いただいた予算でございますので、きちんとした目的を持った予算でありますので、急遽残ったからほかの路線にというふうには考えておりません。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 山下議員。 ◆7番(山下秋夫君) ありがとうございます。 最初のことなんですけれども、1,714万円、宮代で経費、5年前の計算でやったということなんですけれども、私これは国の100%の財政支援でやるわけなんですけれども、それは、宮代町で努力して、例えば電算機、毎回1回限りの電算機をやるんじゃなくて、宮代町の電算機でやって、残ったら宮代の一般財政に入れてもらえるとか、そういうことを要望するべきじゃないかなという感じはしているんです。そういうことで、経費を省いていくという方法もできるのかなという感じはするような感じはするんです。 じゃなかったら、一つ一つの事業を1回限りの事業でやるんじゃなくて、2つ集合してやるとか、そういうやり方を求めるべきじゃないかなというふうに感じております。 それは答えが出るか出ないかは、また別の問題で、私の要請というか、そういうことで終わらせていただきます。 それと、保育園事業のことなんですけれども、私、今の非常勤職員ですか、賃金何で下がったのかなという感じで思ったんですけれども、理由はある程度はわかりました。 ただ、非常勤職員の賃金に関してどうなのか、今の条例では、たしか交通費と賃金ですか、それしか払われていないと思います。今、国ではそのほかの経費も見るよということでなっていると思うんですけれども、この補正予算の中では無理かもしれませんけれども、今後の対応の仕方は、その辺のところはどういうふうに考えているのかちょっとお聞きしたいなと思っております。 ○議長(角野由紀子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(齋藤和浩君) お答え申し上げます。 非常勤につきましては、議員が申し上げられたとおり、まず、基本的に給与、それから社会保険料等の事業主負担というものを、それぞれ各自負担をさせていただいている事業主負担分と、それから個人負担というもので、先ほど申し上げました社会保険料とか、あと児童手当拠出金等、そういうものをお支払いしているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 山下議員。 ◆7番(山下秋夫君) 国の改正点があると思います。自治体の条例で定めれば、今後、正規の職員に準じた手当、各種手当、それを報酬と、今は一時金というか、そういうのも一緒に出せるというような、条例さえ決まれば出せるというようなあれが通っていると思います。それのところ、いかがなんでしょうか。 ○議長(角野由紀子君) 総務政策課長。 ◎総務政策課長(折原正英君) お答え申し上げます。 今回、非常勤特別職等についてはご指摘のとおり、改正がありましたけれども、ご案内のとおり、宮代町については学童保育指導員であるとか学校用務員さんであるとか、あるいは子育て相談員さんですか、そういった者等については見直しを、先般の議会でさせていただいて、いわゆる報酬を上げさせていただいたということもありますので、そういったようなことも踏まえた上で議員さんご指摘のことも今後も踏まえて、改正する必要があればしたいと思います。 ただ、現状では、今回改正させていただいて、オフィスサポーターと非常勤特別職は違いますけれども、マクロでいいますと、約200万円ぐらい、それによって町の財源支出が増加になりますけれども、ただ、それは当然必要な経費ということで認識しておりますので、今後また町の全体の財政状況見ながら検討したいと思います。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑ありますか。 金子議員。 ◆4番(金子正志君) 4番、金子です。 エアコンについて質問いたします。 エアコンを設置しなくてはいけない必要性をデータで示していただきたいと思います。 まず、7月と9月にエアコンのスイッチを入れるとおっしゃっていましたけれども、そうしますと、あわせて約8週間。授業日数で40日、その40日で1年前、2年前は、教室の室温が28度を超えた日にちが何日、何時間あったのか教えてください。 それから、教育長さんにお願いしたいんですけれども、学力とエアコンの相関関係をお願いいたします。エアコンがないと成績が非常に下がっていると、そういうデータが埼玉県でありましたらお願いいたします。 それと1年前、2年前、私いなかったんで、扇風機の評判、各教室に扇風機ついているんですね。そうしますと、税金を投入してつけたわけですから、当然その後調査していると思うんですけれども、その扇風機で暑くてだめだとか、そういう意見は学校の先生、児童・生徒からあったんでしょうか。 以上、3点、よろしくお願いいたします。 ○議長(角野由紀子君) 教育長。 ◎教育長(吉羽秀男君) 私のほうから2番目の学力とエアコンの相関関係、データがあるかどうかというふうな、含めてのご質問かと思うんですが、学力とエアコンの相関関係、具体的な相関関係、調査、それからそのようなデータ等はちょっと私は見ておりませんので、そういった調査もあるというふうにはちょっと認識しておりませんので、この辺の具体的な数値については申し上げられないというふうに思います。 一般論で言えば、確かに暑い中で行うよりも涼しい快適な中で学習したほうが能率は上がるというふうなことは一般的に言えるかと思います。 じゃ、エアコン、学校に入れたから、即学力が目に見えて上がるかというのは、ちょっと、私、現場にいる者とすれば、目に見えて上がるということはちょっと、そこはやっぱり学力は先生方が一生懸命子どもたちを指導して、汗をかいて指導して、そこら辺の力量というのが大切になってくるんじゃないのかなという気がいたします。 それから、扇風機を2年間にわたって入れたわけなんですけれども、一応、聞いているのは、大変どうしても暑いと中に暑い空気が淀みますので、窓をあけて、前と後ろに2カ所に設置してありますから、それを回すことによって空気の流れを起こして、そういう蒸し暑さというんですか、そういうものを解消できるというふうな声を聞いておりますし、やはり直接に風が当たるということもありますので、感覚的に子どもたち、あるいは先生も含めて、それなりの効果というのは聞いております。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 教育推進課長。 ◎教育推進課長(渡辺和夫君) 教室の気温の関係のご質問をいただきましたので、そのものに当てはまるデータは今持ち合わせておりませんけれども、参考になるデータとして答弁をさせていただきます。 教室ごとデータを細かく測定したものはございませんので、今、久喜のアメダスの気温の測定のデータを手元に持っておりますので、それで申し上げます。 6月下旬から7月20日ごろ、夏休みに入る前までの中で1日の最高気温の過去10年間の平均で申し上げますと、30度を超える日が6日でございます。 それから、夏休み中はもちろん高いんですけれども、9月のやはり統計で1日の最高気温のデータで30度を超える日が8日でございます。 ただ、近年は、本当に異常気象で、35度を超える日が7月だけで8日間も出た年もございます。 それから、年によってはその35度を超えるような日がない年もあるんですけれども、そういった暑い年には過酷な状況が生じているのも事実でございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 金子議員。 ◆4番(金子正志君) よくわかりました。 ありがとうございます。 扇風機の評判も大変よろしいようですし、学力とエアコンの相関関係も特別にはなさそうですし、エアコンの必要性を感じないような答弁でしたと思います。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑ありませんか。 伊草議員。 ◆11番(伊草弘之君) 11番、伊草弘之でございます。 2項目についてお尋ねをしたいと思います。 1点目は、合併処理浄化槽の設置整備補助金の関係でございますが、歳出では24ページ、25ページになると思います。 補正の理由の説明を見ますと、補助の見込み数の減ということで、減額補正になっておりますが、単独浄化槽から合併処理浄化槽にできるだけ転換をしていただきたいというのが目的だと思います。 特に宮代町の制度としましては、新築物件についても、たしか補助が出るように伺っております。 水路あるいは内河川の環境整備を考えますと、建てかえを待てば合併処理浄化槽になるわけですが、やはり既存建築物においては単独浄化槽になっている数がかなりあるんだと思います。 この辺を改善をしていかないと、なかなか水路の汚染、改善されてこないんだと思いますので、見込み減ということになっていますが、どのくらいの見込みがあってどのくらいの数になったのか、教えていただきたいと思います。 それから、2点目は、小中学校のエアコンの設置でございます。 今回の補正予算に盛り込めなければ恐らく26年度の一般財源として出されたのかなと思いますが、今回の国の補正予算を活用して設置するということについては反対するものではありません。むしろ、25台でしたか、つけられれば、総論としてはいいんだろうと思います。 それに関連しましてお尋ねしたいのは、今回の補助金を受けるに当たって、宮代町が申請をできる上限の金額があったのかどうか。そのためにこれだけの台数になったということなのか、あるいは設置をしますと維持管理がかかります。ランニングコストを逆算すると、このぐらいの金額なのかどうかをはじいたのか、ランニングコストから見ますと、全校、全教室に新たに設置をするためには4億円程度かかる。電気代とか維持管理について4,000万円ぐらいかかるというご説明があったかと思います。 この質疑の中で、当然、全教室につけてほしいという、これは理想なのか現実なのか難しいところですけれども、町長の答弁でも、予算があれば全教室に設置をしたいというような意向でご答弁をいただいております。 ふれ愛センターあるいは進修館、固定資産税の増というようなものがあれば、全教室に設置をしたいんだというご答弁がありましたけれども、この中に、全数設置したときの維持管理費の議論がないようですので、本当に全数設置したときの4,000万円を後年度負担としてやっていけるので、全数設置したいんだということなのか、その辺がちょっと抜けているような気がしますので、町長の思い、それから担当者の説明で維持管理かなり厳しいですよという話がありますので、少し意思の疎通が足りないのかなというふうに感じます。 それから、今回の補正で設置することについては反対するものではありませんけれども、質疑、答弁聞いておりますと、小学校1年生と、それから中学校3年生の思いというのは町長の思いが一番強いのかなという気がしまして、教育現場の中での意見とか、あるいは保護者の方のご意見、これがどの程度反映されたのか、もう少しお示しいただかないと、本当にこれでいいのかという考えがなかなか難しいのかなと思いますので、その点についてご説明いただければと思います。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(渡辺和夫君) お答え申し上げます。 今回の補正予算の関係の補助で上限があったのかどうかという点につきまして、お答え申し上げますと、今回確認はしてございません。 ただ、後のご質問にございましたとおり、もともと懸念をしておりましたのが、もちろん建設設置の費用としての負担も大きいんですけれども、最も考慮しなくてはいけないのが経常経費、後々の毎年の経常的にかかってくる経費でございます。設置の段階では借り入れでやれたとしても、後々の償還が負担になってまいります。それから、電気代、補修、点検費用、そういったものを申し上げたのが、先ほどの4,000万円という数字になってまいります。 その辺で、また交付税措置の関係も先ほど出ておりましたけれども、これが交付税につきましては、国の特別会計の総枠というのがございますので、基準財政需要額の算定上算入していただけるというのはこれは間違いないことだと思うんですけれども、その配分について実際に来るお金ベースで考えた場合にはやはり不透明感がぬぐえないという部分がございますので、その辺で今までも慎重にならざるを得なかったというところでございます。 ですので、今回はそういった理由で教室数を限定した申請になってございます。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 町民生活課長。 ◎町民生活課長(瀧口郁生君) お答え申し上げます。 合併処理浄化槽の補助見込み数の減ということで、どのぐらいの見込みでどのぐらいの減となったのかというふうなご質問だと思いますが、実際のところ、今回117万8,000円ほど補正減のほう、させていただいております。 当初予算では284万円計上させていただいておりまして、補助を受けた方が現在3人でございます。5人予定していたところが現在3人でございまして、内訳といたしましては7人槽が3基受けておりまして、1基当たり41万4,000円というふうなことでございます。 処分費につきましては、6万円の補助を受けられた方が2人おります。それと、配管費につきましては、10万円の補助を受けられた方が3人ということで、これらを合計いたしますと、166万2,000円というふうな金額となっているところでございます。 残りの額の117万8,000円でございますが、現在申請がない状況でございまして、申請があった場合におきましても、申請処理に係る事務手続の期間、また、設置届提出から準備までの期間、そういったものを考えますと、3月末までの工事完了は難しい状況でございますので、減額のほうの補正をさせていただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 答弁いたします。 全教室につけますと、先ほどご答弁の約4,000万円の財源が必要となります。この4,000万円の財源の裏づけを今年度検討し、それによってこれからの設置工程を出していきたいというふうに考えております。 そして、現場との協議ですが、今回の予算に当たっては、教育長と協議して決めさせていただきましたが、現場との協議も今後踏まえ、協議、理解もお互い確認していきたいというふうには考えております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 伊草議員。 ◆11番(伊草弘之君) 再質問させていただきます。 まず、合併処理浄化槽の設置ですけれども、3人、内訳をご説明いただきました。全体では5人あったということだそうですが、この3人の内訳なんですが、新築物件なんでしょうか、あるいは既存建築物の改修ということでなされたのか、おわかりになればお願いいたします。 それから、やはりエアコンを設置したときのイニシャルも当然これ、かかる話ですけれども、あと後年度で負担する維持費、ランニングコストがネックになっているというような担当のほうからのご説明だったように思います。 それに関連して町長のご答弁ですと、4,000万円の金額が出ましたが、4,000万円というのは全教室につけたときのランニングコストがたしか4,000万円というようなご説明だったと思います。この4,000万円についての補助というようなご答弁だったように思いますが、維持管理の費用については、通常どうなんでしょう、もう一般財源で賄うしかないのかと思うんですが、この辺ちょっと補足してご説明していただければと思います。 それから、エアコン設置についての協議ということで、明確なご答弁ではなかったような気がいたしますが、今後この設置箇所については、十分何か協議の可能性があるのかどうかというようにお伺いできるのかなと思うんですが、最終的に小学校1年生と中学3年生に必ずしもこだわらないのかというような内容なのかなというふうに思えるんですが、この点をもう少しご説明いただければと思います。 お願いします。 ○議長(角野由紀子君) 町民生活課長。 ◎町民生活課長(瀧口郁生君) お答え申し上げます。 合併処理浄化槽の受けられた3人の方の建物は新築か増築かということでございますが、ちょっと今手元に資料等ございませんので、後ほどご報告のほう、させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 教育推進課長。 ◎教育推進課長(渡辺和夫君) エアコンのランニングコストの関係のお答えをいたします。 補正予算債ですね、今回のような地方債の場合には交付税措置もございますし、後ほど交付税の分でふえてきて、結果的には一般財源に組み込まれますけれども、そういった措置も少しあると思いますけれども、基本的には通常の財源措置であれば一般財源100%で負担しなければならないというのが現状でございます。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) お答えいたします。 教育現場との協議ということですが、とりあえず2学年しか今回は予算はとられておりません。そういうことで、その点を協議し、理解が求められるということで、現場とお話し合いをしたいというふうには考えております。 ○議長(角野由紀子君) 伊草議員。 ◆11番(伊草弘之君) 合併処理浄化槽の件ですけれども、3件、かなり件数少ないのかと思いますけれども、これが既存建築物の改修であれば、かなり環境改善にも役立ってくるのかなと思いますし、当然建てかえで新築物件であっても、環境改善という意味では改善されてくるんだと思いますが、やはり補正で減額になるということは、補助金の事業ですから、町の担当としては申請を待っている状態というふうに思うんです。やはりその環境改善を考えれば、少しPRをして減額ですまないように努力をできないのかなというふうに思いますので、その辺についての考え方もひとつお願いをいたします。 それから、やはり設備を設置しますと、イニシャルは何とか賄ったけれども、やはりランニングというのがどうしても後年度負担なると思いますので、教育現場のほうで、本当に全教室設置してほしいというふうに強い思い、要望があるのかどうか。 この議論としては、やはり全数設置するというのは、これは誰しも反対しませんけれども、今の財政状況を考えて、本当にそこまで議論して、教育現場は欲しいんだよというようなお考えであるのか、その辺の教育委員会の考えと首長である町長あるいは執行部と、十分議論する必要があるんではないかと思うんですけれども、ただ我々が全数、町長はそうですね、お金ができればという、そういう単純な構図ではないと思うんです。その辺、現場サイドで今回の設置の箇所についての考え方あるいはその全数設置までの思い、そういうのがあるのかどうか。今後協議するということであれば、それはそれでいいんだと思うんですが、教育長の思いということではなくて、実際の現場の声があるのかどうか、その点最後にお尋ねいたします。 ○議長(角野由紀子君) 町民生活課長。 ◎町民生活課長(瀧口郁生君) お答え申し上げます。 合併浄化槽につきまして、申請を待つのではなくPRを進めていく必要があるというふうなご質問でございます。 こちら、合併処理浄化槽の設置に要する金額の一部を補助しているわけでございますが、こちらにつきましては、広報などで単独浄化槽の河川に与える環境負荷の多さを周知いたしまして、合併浄化槽への転換を促進してまいりたいというふうに考えております。 そのため、今年度でございますが、生活排水対策の観点から、山崎地区165世帯を戸別訪問いたしまして、浄化槽の適正管理のお願い及びアンケート調査を実施させていただいたところでございます。このことによりまして、単独浄化槽から合併浄化槽への転換促進、また台所からの雑排水についての具体的な環境負荷軽減のお願いをさせていただいたところでございますので、こういったところをどんどんふやしていきたいなというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) 教育長。 ◎教育長(吉羽秀男君) 教育現場のほうで強い全教室エアコンの要望があるかとどうかというご質問でございますけれども、エアコン設置につきましては、新しく町長かわりまして、当然公約として出されて、そして議論がこのように進んでいるという状況でございます。 ですから、学校サイドでは、今までの状況だけはお話申し上げますけれども、学校から特にそれまで強い要望というのは、教育委員会には上がっておりません。校長会のほうから、いろいろ要望等が毎年出されるわけなんですけれども、それは教育委員会の事務局のほうで検討し、そして教育委員会に諮って教育委員さんのご意見等も入れて、返答しているところでございます。 その中で出てくるのは、その要望事項の中の一つとして、学校に設置してございます図書室にエアコンは、空調設備を導入、特別教室ですね、導入していただきたいという1項目が出てきております。それが現状でございます。 教育委員会、こちらにすれば大変厳しい状況ということでございますので、なかなかそこら辺については難しいということで、返答としてはやはり財政上厳しいということはありますので、次点のということで教室等について扇風機の設置ということで進めてきたわけでございます。それが現状というか状況でございます。 当初の計画というか、お話の中では、中学3年生ということでの状況もございました。そして、議論が進んで小学1年生もということでお話ありました。 この件については、まだ計画の段階でありますし、確定した段階ではございませんので、特にこの件について学校のほうにお話をしてご意見をいただいたという、そういうことはございません。 前申しましたように、これは教育委員さんについては、教育委員会の中でお話は申し上げたということでございます。現場についてはこの件については説明あるいはお話というのはしておりません。 以上でございます。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑ありませんか。 石井議員。 ◆5番(石井眞一君) 5番議員の石井眞一でございます。 エアコン設置に関する質問でございます。 前段議員がいろいろ質問されておりますので、重複する点があると思いますが、簡単に質問させていただきたいと思います。 榎本町長は、町長選において、公約の中で、中学校3年生のエアコン設置を考えておりました。 また、私の昨年12月議会での今後のまちづくりはという質問に対しても、高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの実施、1つですね。2つ目として、中学校3年の教室におけるエアコンの設置、3つ目として和戸駅西口の開発と、3つの、これ26年度の目玉事業ということで答弁されました。 先ほど、中学校3年のエアコン設置について今回は補正予算で、小学校1年についてもエアコン設置と、経過についても先ほどの前段議員の質問でわかりました。 町長にお伺いしたいのは、このエアコン設置に関して、全教室設置に向けての前提としての考えなのかどうか。やはり今回中学校3年、小学校1年に設置になると、若干不公平感というのが出てくると思います。やはり町長の基本的な考えとして、中学校3年についた、小学校1年についた、やはり将来の展望になりますが、町長の考えとして全教室を設置に向けての考えとして、今回このような提案になったのかどうか。それが私は一番大事だと思うんですよね。 私の公約は中学校3年だと。小学校1年についてはそれでいいんだと。これで終わってしまったら絶対だめだと思いますので、町長の考えとして、今後の展望についてもう一度、やはり継続して数年以内には全教室に設置ができるように努力していただきたいと思うんですが、その点についての考えはどうでしょうか。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) お答えいたします。 公約に中学3年生というふうに言ったという点でございます。 公約はある程度実行するための公約だと私は思っています。そういうわけで、間違いなく中学3年生はつけるという自信があって、3年生をうたいました。ただしかし、やっぱりエアコンの必要性は先ほど再三申し上げておりますように、本来は小学1、2年生が体力的にも必要であるという認識を持っておりましたので、全学年に向けて設置していきたいということで、これから工程を考えていきたいと思います。 先ほど毎年4,000万円から5,000万円、要するに使う維持管理費と、あと公債費、返すお金がやっぱり毎年四、五千万かかるわけです。そういう中でその財源の裏づけがなければ、つけても財政的に無理がありますので、そういったことを、財政的裏づけをもって進めていきたいというふうに考えております。 ただ、先ほど伊草議員にご答弁ありましたように、現場サイドがどう考えるのか。川口市は今までエアコンはつけていなかった。先ほど述べましたように、本年度、エアコンつける方向にいきましたが、それでもやはり教育委員会には反対論があったと。では保護者はどうか。つけてほしいのか。今回は2学年であります。ですから全学年保護者求めていないよと言われれば、求めるところは割と早く、希望するところはつく可能性もあります。ただ私としては全学年につけていきたい。少しずつでもいいから先送りすることなく、まずつける。それで段階的に全学年というふうに考えています。 ただ、いろんな問題があって、全学年一括でなければこれはだめだという議論がもし現場であれば、またそれはそれで考える必要はあるかなというふうに思います。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑ありませんか。 合川議員。 ◆9番(合川泰治君) エアコンの設置について質問させていただきます。 エアコンを全部つけると4,000万円ということで、この町にもう一個公共施設、大きなの抱えるような話になるかと思いますが、先ほど答弁の中で榎本町長が、教育関係者なり協議するということでしたけれども、その中で、こういうつけ方だと、さすがに不公平感があるので、こういうつけ方がいいよという提案があった場合は、見直す可能性もあるということでよろしいんでしょうか。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 協議の中で場合によったらそういうことも全くゼロというわけではありません。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑ありませんか。 田島議員。 ◆12番(田島正徳君) 12番、田島です。 ほとんどの議員の方から今、エアコンに関していろんな質疑が出ております。 このエアコンというのは、入れるということに関しては多分どなたも反対はしていません。町長の思いで中学3年と小学校1年を入れるというふうに動いていて、それはすごいことだと思います。 なおかつ6,000万円以上のお金を費やしてやるという決意で進んできて、それがたまたま国の補正にオーケーになりました。 じゃ、みんなほかの学年はどうしているんだ、どうなるんだというのが唯一の心配なだけです。もうエアコンをつけてもらうには、すごいうれしいと思っています。 ただこの25台、25教室という申請をして、それはオーケーになっています。じゃ、来年度以降つかないようだったら、みんなほかの学年はどうなるの、教育の公平さが欠けるから、それはやめてくれ、みんなが使えるところにしてくれというような意見だと思うんです。 じゃ、仮にこれで25教室、中学3年生、小学校1年生につけました。オーケーでつけましたということになった場合に、じゃ、現場の教師、校長会等に話がまだ通っていないような今ニュアンスでした。そして保護者、各小中のPTAの会長、PTA連合とかから、どうしてこういうことを、不公平さを出すような施策をしたんですか、じゃ、次年度に関して全学年につく予定も、今の感じだと、予算があればつきます、そんないいかげんなことを町長が言っていたなんてことは言えないですから、町長は、この2学年だけでも入れたいという思いで先にやったんですから、その思いはみんな伝わっていて、ですから、後でそういうPTAの方とかのクレームが出た場合、町長はどう対処しようとしますか。 ほかの学年にはつかないとなった時点で、じゃ、その2学年だけをなぜそんな計画性もなくつけたんですかと保護者やPTAの関係で言われた場合にどうお答えするか、よろしくお願いします。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) 確かに不公平感ということがあります。そしたら、やはり一括でしかつけることができない。あえて苦渋の選択で2学年をつけました。そして、今後もつけていくという意思を持って進んでいくと言うしか、言いようがありません。これで段階的に進むのか、それとも一括までつけないでいくのか、そういったふうになっていくと思います。それはどちらを選ぶのかの選択肢であって、どちらが正しいとか正しくないとか言えないと思いますが、私は少しずつでもいいから前に進みたいという思いでつくりました。ですから、ここでとまることなく、全学年の設置に向けて努力していくということをお約束させていただきます。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 田島議員。 ◆12番(田島正徳君) ありがとうございました。 今回6,000万円以上、残りの予算3億4,000万円ですね。誰もがつけてほしいと思っているのは当たり前です。決意もあると思います。じゃ、逆に3億4,000万円の財源、ほかの学年も全部つけるとしたら、その財源の確保について、詳細に言ってください。そして、埼玉県内の23町村、100%町でエアコンつけているのが5つの町です。川島、横瀬、皆野、長瀞、美里です。33%から65%つけているのが越生、小鹿野、残りの16の町はほとんどついていません。ですから、この25教室をつけるということに関しては、画期的なことだと思います。だけれども、その財源の裏づけがなく気持ちでつけると言って、それが簡単にできるんでしょうか。3億4,000万円といったら、相当な金額ですし、先ほど前段の議員の方が基金を積み立ててというような提案もしております。そしたら、この25教室という分は、もう補助金で多分オーケーになると思います。そしたら町長、副町長、教育長、校長会、保護者の方とお話しして、こういう予算を取れたんだから、25教室分有効に使う方法はないかというふうにこれから考え直していく方向では進む予定はあるのでしょうか。 以上2つ、よろしくお願いします。 ○議長(角野由紀子君) 町長。 ◎町長(榎本和男君) お答えいたします。 全小中学校の普通教室につけた場合、維持費と、それから公債費、合わせて四、五千万ということです。ですから毎年四、五千万の財政があれば、やっていけるという中で、2,000万円でしたら何教室つけるか、その裏づけがあるかどうかということを本年度検討して、その財政の余裕によってつけていく。要するに最終的には4,000万円の負担がかかっていくわけです。ですから、そこまでは、2,000万円でしたら何学年までつけられるということを約束できるのかなと。そしたら次はどうする。そしてさらに財源をどう確保するか、それが一番大事なことだというふうには思っております。ただ、高齢化に伴いまして介護、そういった費用もかかってきます。そういう中でその財源をどれだけ見られるか、ただ私は最優先的に使いたい。そういうことによって子育て世代を呼び入れて、それがまた財源につながるものだというふうに思っております。 そういうことで、今、全部つけたら無理なことですから、段階的につけていく。先ほど2学年ほどで効果はないと言いますが、次に来年度何教室つけるということで少しずつ進んでいきたいというふうに思っております。 ただ今後、現場サイドとの協議ということはやらさせていただくというふうには考えております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 休憩します。 △休憩 午後4時17分 △再開 午後4時17分 ○議長(角野由紀子君) 再開します。 町長。 ◎町長(榎本和男君) 答弁漏れについてお答えいたします。 財源不足でつけられなかったことということでございますが、やはりこれは本年度決めていくことでありまして、何学年かは間違いなくつけていく、そういう覚悟で持っております。ただ、全教室まで、何年までにつけるかということについては、今現在ではお答えすることはできませんが、できるだけ早期に全学年つけたいと。それだけの財源をひねり出すということも大事だというふうには思っております。 以上です。
    ○議長(角野由紀子君) 田島議員。 ◆12番(田島正徳君) 心意気は非常に感じます。ただやはり予算的なものもありますので、十分考慮して、じゃその予算をエアコンに回しますといった場合に、この宮代町でもいろんな課題がある。道路行政だとかほかにも民生費とかかかってくるんだし、そこを皆さん心配していることです。 25教室ということが出ているんでしたら、これからまたその予算はもうおりてくるということなので、関係各位と考えて町長の思いを伝えていってほしいと思います。 これは要望です。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑はありますか。     〔発言する人なし〕 ○議長(角野由紀子君) これをもって質疑を終了いたします。--------------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(角野由紀子君) ここで、会議の都合上、あらかじめ会議時間を延長します。--------------------------------------- ○議長(角野由紀子君) 休憩いたします。 △休憩 午後4時20分 △再開 午後4時50分 ○議長(角野由紀子君) これより討論に入ります。 再開します。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 金子議員。 ◆4番(金子正志君) 4番、金子です。 反対討論をいたします。 エアコンの設置について疑問がありますので、反対いたします。 疑問の理由は3点あります。まず、工夫の余地があるのではないかということです。1つは、夏休みの前と後で最高の平均気温が30度以上というのが合計14日、たった14日です、1年のうちの。例えば、夏休みを3日、4日ふやして、冬休みを減らすとか春休みを減らすとか、そういった工夫が考えられる、あるいは土曜日に授業をふやす、秋とか春に。そういった工夫はただでできます。 それから、ゼリー状でこう冷やすものがありますけれども、あれを冷やしてタオルに巻いて首に巻くと、それだけで物すごく涼しいんです。各教室に冷蔵庫を入れたとすると、70リットルの小さな冷蔵庫だったら中古で3,000円で買えます。25教室で7万5,000円です。たった7万5,000円で少しは涼しくなるんです。そこに扇風機で風を当てればもう最高です。そういった工夫の余地を、教育委員会、学校関係者の皆さんで話し合っていただきたいと思います。 それから、次の反対の理由は先ほどのデータです。まず扇風機でそこそこ評判がよさそうだ、それから重複になりますけれども、最高の平均気温が30度を超えるのはたった14日しかないと。 それから、もう一つは、学力とエアコンの相関関係ですけれども、これは先ほど教育長さんがおっしゃっていただいたとおり、宮代町の小学校は学力平均が非常に高いということです。これは環境よりも教える先生の能力、それと児童・生徒の集中力のたまものだと思います。それだけ立派なものを持っている、それで十分ではないかと私は思います。 最後に、日本全体の教育のあり方に対してです。 私の知り合いで一部上場企業の社員がいますけれども、うちで携帯電話のアルバイトをやっていた者です。就職して、毎年何千人という新入社員を採用していたのが、今では会社が不景気で何百人しか採らないんだそうです。しかもその何百人のほとんどが外国人なんですって。日本人枠が物すごく少ない。つまり、本当にグローバル化が進んでいる。そうしますと、学力だけでは勝てなくなるのです。学力あるのは当然。外資系が求めるのはコミュニケーション能力、最後は体力勝負です。 日本の内需産業を見ると、今伸びているのは医療、介護、どちらの現場も現場の人は本当に大変です。平均給料が、介護施設の人は役場の職員さんたちの半額くらいです。年収で350万くらい。しかも、何年も勤めても、ほとんど給料は上がらないそうです。それに土木、建築、やはり現場です。それから、ITが進んで、ITで注文して、今忙しいのは流通業です。 こういったことを考えると、最後は現場で働く、そういった人間が育たなくてはいけないんです。暑いからかわいそうだ、環境を整えること、それだけが教育だけではないと思います。 3カ月前に、海外青年協力隊の青年、アフリカから帰ってきた青年に会ったんです。アフリカの学校で先生をやっていたそうなんです。学校がなくて、朝と昼と夜の3交代で子供が帰ってくるんだそうです。映像で見せてもらいましたけれども、日本みたいに快適な教室じゃないですよ、着ているものもグラウンドも。それでも本当に楽しそうなの、子どもたちが。一生懸命勉強しているんです。1クラス、教室に入り切らないほどぐちゃっといるんです。 たくましい人間を育てることが教育です。甘やかすことは教育ではないと思います。宮代町の今のこの方向は間違っているような気がしますので、もう少し考えていただきたい。 以上、反対理由です。 ○議長(角野由紀子君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 飯山議員。 ◆3番(飯山直一君) 議席番号3番、飯山直一です。 私は、議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算について、賛成の立場で討論いたします。 私は交通指導員を18年間やっております。経験からお話しさせていただきます。 毎年、4月になりますと1年生が入学してこられます。日本の将来を担う子どもたちです。しかし、1年生は大きなランドセルを背負い、まるでランドセルが歩いているかのようでございます。そして、梅雨明けになると太陽がぎらぎらと容赦なく照りつけ、1年生は水筒をぶら下げ、生気が感じられないように歩いていきます。学校に着くころにはぐったりとしているのではないでしょうか。子どもたちは恵まれた環境で育ち、家庭、幼稚園等では暑さ、寒さ知らずで過ごしているようでございます。 さて、今般、エアコンを小学校1年生、中学校3年生のクラスに設置する予算が補正に出されました。ここ10年くらいの異常気象の猛暑を問題視し、今まで議会の中でも一般質問等で多く議論がされているものの、財源等の問題もあり、実施が見送られてきました。しかしながら、今回厳しい財源の中、補助金を活用し、一部ではありますが、エアコンが設置される措置が盛り込まれ、大いに歓迎すべきことと思います。 少子化の中、当町も人口増を目指し、議会、行政ともに知恵を絞っております。今回のエアコン設置を機に、町外に情報を発信し、子育て世代の方々の招致を図り、人口増の一助になるものと確信しております。 また、今後財源として財政調整基金活用も視野に十分入れ、計画的に全クラスにエアコンが設置されることを要望し、賛成といたします。 終わり。 ○議長(角野由紀子君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 田島議員。 ◆12番(田島正徳君) 議席番号12番、田島でございます。 議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について、反対の立場から討論を行います。 本議案に含まれる平成26年4月1日から実施される消費増税に伴う低所得者及び子育て世帯への給付金給付事業は、とても重要なことであると思います。 しかしながら、ほかに小学校、中学校への一部普通教室だけにエアコン設置という補正予算も含まれております。エアコン設置ということに関しては、国の補助金事業になり、宮代町の財政負担が少なく、大変喜ばしいことです。学校教育の環境改善として、保護者、児童・生徒等学校関係者にとっても大歓迎だと思います。けれども、以下の2点に関して、とても住民の方にとって同意を得られないと思います。 1点は、中学校3年生と小学校1年生だけに限定設置する理由と、限定するために関係者等との十分理解を得ていない点です。 もう1点は、ほかの残りの7学年に対する設置予定計画が曖昧である点です。予算的に余裕がない宮代町にとって、エアコン設置は大歓迎です。十分な設置場所と設置予定計画の協議を進めるべきであります。設置対象は、全て義務教育である宮代町立の公立学校です。教育環境の公平さに欠ける設置方法、設置計画性の曖昧さが解決されない以上、本案に反対といたします。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆6番(丸藤栄一君) 議席6番の丸藤でございます。 議案第5号 2013年度一般会計補正予算について、日本共産党議員団を代表して賛成の立場から討論を行います。 私ども日本共産党は、これまでも全教室にエアコンを設置するよう要求してまいりました。今回の補正予算でありますけれども、消費税増税に伴う低所得者、それと子育て世代への給付事業も大事でありますが、このエアコン設置についても議論されましたが、議論の経過を見ますと、町長のトップダウンの提案みたいな気がいたします。 しかし、この間の夏の異常な暑さ、猛暑を受けて、埼玉県内の公立小中学校で、エアコンを設置する動きが広がっております。また、東京23区では、もう九十七、八%の設置であります。また、議論もあったように、さらに設置に向けての準備をしている自治体も多くあるようでございます。 文部科学省の学校環境衛生基準では、教室の温度は、夏は25度から28度であることが望ましい、冬は18度から20度、そういうふうに言われております。児童・生徒の健康と学習環境改善のために、教室にエアコンの設置が必要だと感じております。今回、一部ではありますが、小学1年生と中学3年生、その設置の仕方については議論があるかもしれませんが、今後のエアコン設置に向けての弾みに間違いなくなると思いますし、そういう意味からも、一日も早い全教室にエアコン設置を私どもも要望しまして、この補正予算に賛成をいたします。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 中野議員。 ◆13番(中野松夫君) 議席13番、中野松夫です。 議案第5号 平成25年度一般会計補正予算(第4号)について、反対の討論を行います。 これまで、小中学校へのエアコンの設置は、議会からも一般質問などで要望が出されていましたが、いよいよ設置が可能ということで今回補正予算に計上され、しかも補助金の活用ということで、導入については町長の思いとあわせ、大いに評価し、賛成するものであります。 しかし、費用の点から台数に限りがあり、全教室への設置には至らず、小学1年と進学を控え勉強に集中してもらおうという中学3年の教室に設置する方針とのことです。 今後のエアコンの追加設置については、費用確保の見通しも立たないような答弁でもあり、全教室への設置は具体的な計画もなく、かなり困難なものと考えられます。 特に、特定の学年のみへの設置では、教育現場としてはそのほかの児童・生徒への納得のいく説明をするのは難しいのではないかと思います。一つの校舎内にエアコンのある3学年と、その設備のない従来の教室が隣り合わせであるという状態は、想像しても教育上好ましくないと思います。この状況では、特定の学年のみが利用できるということではなく、各学年の児童・生徒が公平に利用できるように、共通して利用する教室などへ機器を設置すべきと考えます。 今回の補正予算では、臨時福祉給付金などの給付があり、町民生活に直接影響する事項もあること、またエアコン設置については、台数はともかく従来からの懸案であったことの一部ではありますけれども、その実現であること、しかもこれが補助金の活用ということで、反対することは本意ではありませんが、多感な中学生時代に豊かな心を育む、また思いやりの心を育てるなどが欠けるような、不満や不公平感を醸成するような誤った人間教育をしてしまうのではないか、しかも町がその環境を、教室という形でもって学校の教育の場で提供するということは、配慮を欠いた措置と思われます。 町長の一部の教室からでもいいから早く使わせたいという思いはわかりますが、小学1年、中学3年に特定した設置方針は変えないということでありますし、また追加設置について具体的に計画も示されておりません。そういう点から、宮代町に育つ子どもに、この先影響していくのではないかと心配もいたします。 補正予算議案の他の事業の懸念はもちろんありますが、宮代に育つ子どもの教育という見地から、反対せざるを得ません。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番の小河原です。 私は本来反対しようと思った1人です。しかし、苦渋の選択で賛成いたします。 簡単に申し上げますと、教育環境をよくするためだと説明がありました。確かに教育環境をよくすることは大賛成です。 私も、たしか以前、何年か前に教室にクーラーの設置を一般質問でやった覚えもあります。そういう意味で苦渋の選択をするのですが、心配なのは、設置されない学年、これに対して教育委員会は責任を持ってまず説明をしてもらいたい。これは児童に対してと父兄に対しても同じだと思います。これはもう、絶対にまず守ってもらいたい。必ず異論が出ると思います、設置されていない学年。 もう一つは、財源を生み出すのに、町長は高齢者の施設を何か廃止するような説明を何回かしているようです。これも大きな問題です。確かに教育問題は大事かもしれませんけれども、高齢者いじめも大変な大きな問題になると思います。これは絶対やめてもらいたい。 財源がないないといいながら、今度の補正予算の最終的な、先ほど前段の飯山議員も討論の中で言っていましたけれども、財政調整基金は、本来なら去年あたりゼロになっているわけなんです、今までの説明だと。なぜいまだ10億もあるんですか。それは確かに町の人たちが、課長なり職員が一生懸命努力をした結果、これだけの金が残っているということの説明は何回か聞いたことがありますけれども、本来はなくなっているわけだ。ですけれども、その努力のおかげで10億の金があるわけです。これを使えば、町長、高齢者いじめはしなくて済むんです。そのことを絶対に守ってもらうことをお願いして、本当に苦渋の選択の賛成をいたします。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 伊草議員。 ◆11番(伊草弘之君) 11番、伊草弘之でございます。 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)につきまして、賛成の立場で討論させていただきます。 賛成の立場で討論というふうに申し上げましたけれども、気持ち的には51対49くらいの賛成であります。と申しますのは、補正予算(第4号)につきましては、先ほどから質疑、議論されておりますエアコンの設置だけではありません。今年度最後の定例会でございますので、各種事業、実績に基づく増減、これの調整もあるわけです。 国の補正予算に関しましては、エアコンの設置の活用以外に、消費増税に伴う低所得者負担、これの軽減給付、さらには消費税増税に伴う子育て世帯への負担軽減給付、この給付金給付事業もあるわけでございます。 先ほど来、エアコンだけの質疑が多かったわけでございますが、補正予算全体を見ますと、エアコンだけの問題で反対するという立場には考えられませんでした。 また、いろいろ一般質問あるいは町長の答弁の中で、やはりエアコンについてが一番議論になったポイントだと思います。この1点で賛成になるか反対になるかのことではないかというふうに思います。やはり、設置に関して議論が少なかったというふうに思います。 議論の内容としましては設置場所について、これは今まで質疑の中で出てきた問題でございますので、内容は理解できないところもありますけれども、さらにそのエアコン設置についての議論、例えば先ほど質疑でも申し上げましたが、今年度負担、年間4,000万円の維持管理費をどうするのだというような問題抜きにして、全数なのか一部なのかという議論では、少し不十分だというふうにも思います。 さらには、一般会計補正予算ではございますが、特別会計に対しても影響のある補正予算だというふうに思います。特別会計への繰出金、これの問題も抜きにしては考えられないのではないかというふうに思います。 そういう補正予算一議案でありますが、エアコン以外に大事な部分もあるというふうに考えておりますので、エアコンだけの問題をもって反対する立場ではないというふうに考えて、賛成討論といたします。 ○議長(角野由紀子君) ほかに討論ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(角野由紀子君) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後5時15分 △再開 午後6時32分 ○議長(角野由紀子君) 再開いたします。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(角野由紀子君) 中野松夫議員ほか2名から、議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)に対する附帯決議についてが提出されましたことを受けて、先ほど議会運営委員会が開催されました。 先ほど開催されました議会運営委員会の審議結果の報告を求めます。 小河原正議会運営委員会委員長。     〔議会運営委員長 小河原 正君登壇〕 ◆議会運営委員長(小河原正君) 議会運営委員長の小河原です。 それでは、先ほど開催しました議会運営委員会の審議結果について報告いたします。 追加提案された決議第1号 議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)に対する附帯決議につきまして、追加日程第1として直ちに上程し、質疑、討論、採決を行うことを確認しましたので報告します。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) お諮りいたします。 ただいまの議会運営委員長報告のとおり、決議第1号 議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)に対する附帯決議についての件を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) ご異議なしと認めます。 よって、決議第1号 議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)に対する附帯決議についての件を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定しました。--------------------------------------- △決議第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 追加日程第1、決議第1号 議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)に対する附帯決議についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 中野松夫議員。     〔13番 中野松夫君登壇〕 ◆13番(中野松夫君) 決議第1号 議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)に対する附帯決議について。 上記決議は、別記のとおり宮代町議会会議規則第14条の規定により提出いたします。 平成26年3月7日、宮代町議会議長、角野由紀子様。 提出者は宮代町議会議員、中野松夫です。 賛成者は宮代町議会議員、小河原正議員、同じく丸藤栄一議員であります。 それでは、附帯決議内容につきまして読み上げまして、説明とさせていただきます。 議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)に対する附帯決議。 議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)については、各種事業、実績に基づく増減のほか、国の補正予算事業として実施される消費税増税に伴う低所得者及び子育て世帯への給付金給付事業、国の補正予算を活用した小学校及び中学校の一部の教室にエアコンを設置する事業が盛り込まれた内容となっている。 小学校及び中学校へのエアコン設置については、以前から定例会での一般質問等でエアコン設置の要望が出されていることから、通常であれば歓迎されるべきものであると考える。しかし、財政的な問題もあり、エアコン設置については教育委員会などとさらに協議を深め、児童・生徒にとって最適な設置方法を選定することを強く求める。 以上を決議する。 平成26年3月7日、埼玉県南埼玉郡宮代町議会。 以上でありますが、よろしくご審議いただき、賛成をいただければというふうに考えます。 よろしくどうぞお願い申し上げます。 ○議長(角野由紀子君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより決議第1号 議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)に対する附帯決議についての件を起立により採決いたします。 附帯決議について賛成の方の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(角野由紀子君) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第6号の質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 日程第5、議案第6号 平成25年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 山下議員。 ◆7番(山下秋夫君) 40ページの国民健康保険税のことについてです。 1,953万円増額となっていますが、これは自然増なのか、それとも何か方法で集めたのか、ちょっとお聞きしたいなと思っています。 それと、42ページの延滞金であります。このことも400万円増額となっていますけれども、このことについてもちょっとお聞きしたいなと思って、同様な内容でお聞きしたいと思っております。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 保険健康課長。 ◎保険健康課長(岡村和男君) お答えを申し上げます。 国民健康保険税の増額につきましては、補足説明の際にもご説明申し上げましたけれども、課税の実績に基づきまして、増額を図らせていただくということです。 具体的には、当初見込んでおりました課税所得者、これが当初の予算のときよりは約70名程度、加入者の増も含めまして課税所得者がふえたという背景が一番大きいと思います。 それから、延滞金の関係でございますけれども、こちらにつきましても、延滞金の実績に基づいて400万円を増額させていただいたということでございまして、参考までに申し上げますと、12月末現在の延滞金の延べの件数は1,178件という実績でございます。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 山下議員。 ◆7番(山下秋夫君) わかりました。 70名ほどふえたということで、要するに税金を納めている人がふえてプラスになったと。了解いたしました。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑はありませんか。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番の小河原です。 保健事業の関係ですが、このマイナス、胃がん、肺がん、大腸がん、マイナスになっていますけれども、やはり健康を守る意味では、これも検診する方が少なかったかなと思うんですけれども、やはり今後の健康管理や、また健康保険の医療費の増大を防止するためにも、この数字がマイナスになるということが、私、もうちょっと説明をお願いしたいんです。少し努力をして多くの方が検診を受けられるようにすべきだと思いますので、それについての説明をお願いしたいと思います。 できれば、その上にある特定健診についてもお願いしたいと思います。 ○議長(角野由紀子君) 保険健康課長。 ◎保険健康課長(岡村和男君) お答えを申し上げます。 まず、保健事業費の関係、疾病予防事業でございますけれども、胃がん、肺がん、大腸がん、こちらにつきましては、今回実績に基づきまして減額をさせていただくということでございますが、まず実績を申し上げます。 胃がんにつきましては、25年度当初予算で計上いたしました人数が、胃がんが950名分、これを計上しておりましたけれども、実際の受診者は849人、それから肺がんでございますが、これも過去の実績等を参考に予算計上人数は1,200名の方を計上しておりましたところ、実際の受診者が1,151名、それから大腸がんにつきましては、予算計上人数が900名分を計上させていただきましたけれども843名ということで、その差額分を今回減額をさせていただくということでございます。 ご指摘いただきましたように、1人でも多くの方に検診を受けていただきまして、その結果がひいては医療費の縮減、こういったものにつながってまいりますので、引き続きより多くの方に受けていただくような周知のほうを努めていきたいと考えております。 それから、特定健康診査の関係でございますけれども、こちらにつきましても実績をまず申し上げます。 平成25年度の実績といたしましては、まず特定健診でございますが、予算に計上いたしました人数といたしましては、3,300人分を予算計上いたしました。それで、現時点ではまだ、特定健診については集団健診と個別検診がございますので、今回は完了いたしました集団健診分のみを確定値として補正をさせていただいております。 集団健診につきましては1,306名、それと1月末現在までの個別検診の報告数が783人となっておりますので、合計で2,089人という数値を前提として、今回は補正をさせていただいたということで、まだ見込みの率でございますけれども、特定健診の受診率は29%ということで、前年の確定値よりは2ポイントほど減少しているという状況になっております。 それから、健診に引き続いての特定保健指導の関係でございますが、こちらにつきましては、今年度の現時点での実績では、積極的支援の方が72人、それから動機づけの支援の方が253名となっております。このうち、保健指導を実施していただきました該当者の方が94名ということで、まだ途中ではございますけれども、受診率につきましては28.9%ということで、前年度よりは約7ポイントふえていると。こちらにつきましても、引き続きより多くの方に受診していただくように、積極的にPRのほうをしていきたいと考えております。 概要は以上です。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これより議案第6号 平成25年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(角野由紀子君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第7号の質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 日程第6、議案第7号 平成25年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第4号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第7号 平成25年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第4号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(角野由紀子君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第8号の質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 日程第7、議案第8号 平成25年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第8号 平成25年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(角野由紀子君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第9号の質疑、討論、採決 ○議長(角野由紀子君) 日程第8、議案第9号 平成25年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番の小河原です。 ちょっと参考のために聞いておきたいんですけれども、77ページの公共下水道費、大分マイナスになっております。補正前の額から見れば相当の率です。なぜこんなに安くできたのか。業者も余り安くやればそんなに、安ければ安いほどいいかもしれませんけれども、安かろう悪かろうでも困るし、どうしてこんな安くできたということ、その予算措置がまずかったのかどうか、そこら辺ちょっと教えてもらいたいんですけれども。 以上です。 ○議長(角野由紀子君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(田沼繁雄君) お答え申し上げます。 減額理由でございますが、これにつきましては、今、下水道工事が残っているものは道仏地区でございまして、この減額につきましては道仏地区の残された稲荷神社の周辺の工事なんですが、道仏の工事に合わせて執行できなかったものでございます。 この状況につきましては、現状、道仏のほうの交渉等が進まなかったことから、下水道のほうも工事ができなかったということで、平成26年度予算に計上をさせていただいております。そういうことから減額とさせていただいているものでございます。 ○議長(角野由紀子君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(角野由紀子君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第9号 平成25年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(角野由紀子君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第17号の上程、説明 ○議長(角野由紀子君) 日程第9、議案第17号 宮代町監査委員の選任につき同意を求めることについての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榎本和男君登壇〕 ◎町長(榎本和男君) 議案第17号 宮代町監査委員の選任につき同意を求めることについて、ご説明申し上げます。 本議案は、議会選出の監査委員である飯山直一氏の後任として、新たに石井眞一氏を監査委員に選任いたしたいので、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(角野由紀子君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第18号の上程、説明 ○議長(角野由紀子君) 日程第10、議案第18号 宮代町副町長の選任につき同意を求めることについての件を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 榎本和男君登壇〕 ◎町長(榎本和男君) 議案第18号 宮代町副町長の選任につき同意を求めることについて、ご説明申し上げます。 本議案は現副町長である清水雅之氏から、平成26年3月31日付で退職したい旨の退職願が提出されたことに伴い、平成26年4月1日から、新たに小山勝彦氏を副町長に選任したいので、地方自治法第162条の規定の基づき、議会の同意を求めるものでございます。 小山氏の経歴につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(角野由紀子君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(角野由紀子君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会いたします。 △散会 午後6時57分...